先延ばし体質さんに伝えたい【大掃除を早く終わらせるコツ2つ】
大掃除、やらなきゃ、やらなきゃと先延ばし。何も出来ていいないまま年末という方、いらっしゃいませんか? これから大掃除という方へ、大掃除を早く終わらせるコツについてお伝えします。すでに終わっている方も、来年サクッと早く終わらせる参考に、よかったらご覧ください。
大掃除も片付けも、「早く終わらせたいがなかなか取りかかれない」代表選手です。
整理収納アドバイザーであるわたしも、ほんの数年前まで、大掃除が終わらないまま除夜の鐘をきく、なんてザラでした。年末に、自分の中途半端さ、不甲斐なさで悲しい気持ちに…。せっかくの新しい年は、「やりきった!」「わたしはできる!」といった清々しい気持ちで迎えたいですよね。そこで、先延ばし体質でも、実際に試して効果のあった、大掃除を早く終わらせるコツを2つご紹介します。
年末に終わらない大掃除から、自己肯定感の上がる大掃除へ
「大掃除を早く終わらせるコツ」その1 作戦を立てる
大掃除を1日で終わらせたい人も、(来年こそ)週末を利用して終わらせたいという人にも、共通です。まずは、どこを、どのようにするか決めておきます。大掃除としてやることを、リスト化します。大掃除リストにあることを粛々とこなす。リストにないことは、やりません!
<リスト化の手順>
- やりたいことを全部書き出す(どこを、どの程度まで?)
- おおよそのかかる時間も出す
- どれをするか選ぶ
いったん思いつく限り、気になる、キレイにしたい所を書き出します。棚にある物を全部出して棚板をふく、など具体的に挙げておくと、かかる時間の目安も出しやすいです。リスト化してやることを決めたら、いつ、誰がするか、期日と担当まで出しておくと、あとはやるだけ!
やりたいことと残り時間との兼ね合いで、ここまでしたらOKと決めてから始めます。思いついた所から大掃除を始めて、途中で時間切れとなるよりも、自分がやると決めたことをやり切って終わるのとでは、気持ちが全然違います。年越し蕎麦がよりいっそう美味しく感じるはずです♪
なお、リスト化のメリットのひとつに、分担しやすくなるというのがあります。ご家族のいらっしゃる方なら、みんなに協力してもらいましょう。「わたしはここからここまでするから、あなたはこことここだけお願い」なんて交渉もしやすいです!
「大掃除を早く終わらせるコツ」その2 片付けない
いよいよ残り時間はあとわずか。引き出しを掃除していて、出てきた写真や手帳を読みふけってしまい終わらなかった…とならないために、どうしたらいいか。
出てきた品を手に取って、思い出に浸らない。収納に押し込んでいた物をいちいち確認しない。掃除に徹して、ある意味、物と向き合わないのが早く終わらせるコツです。
時間があれば、掃除するついでに片付ける、のは一石二鳥。掃除するついでに、要らない物を処分したい、という気持ちもよくわかります。ですが、残す・手放すの判断をしていたら、どうしても時間がかかってしまいます。早く大掃除を終わらせるには、片付けはしない。掃除だけをしてください。大事なので繰り返してお伝えします。片付けと掃除を一緒にしません。
大掃除を早く終わらせるコツ2つ、参考になりましたでしょうか。
短期決戦でこれから大掃除という方は、「やると決めたところだけする」「片付けない」です。気持ちよく新年を迎えられることを願っています!
ちなみに、12月はバタバタしがちですし、寒くて水も冷たい。油汚れを落とすのも不向きです。ということもあって、わが家の大掃除は、秋にします。大掃除リストに従い、片付けはせずに、掃除していきます。早くに始めたくせに年内に終わらなかった時の敗因は、うっかり片付けも一緒にと計画していたからでした。時間がかかる(面倒くさそう)だから後回しにして、そのまま年越しとなるパターン。片付けを一緒にしない方が、間違いなく大掃除は早く終わります。大掃除を予定通り終わらせることで、自信にもつながり、気持ちに余裕が出てきます。先延ばし体質だと思うあなたも、「リスト化&片付けない」自己肯定感をあげる大掃除、ぜひお試しください。
AUTHOR
黒山みちよ
片づけたい!変わりたい!を応援する整理収納アドバイザー。整理収納アドバイザー2級講座は毎月開催(オンライン、大阪)。心理学を活かした手放し方や、自分と向き合うワークショップ・個人セッションも人気。収納スペースも、心も、余白があるとラクになる!余白づくりの大切さを、stand.fmでほぼ毎日配信中。 ◆心理カウンセラー/米国NLP協会:トレードマーク:認定NLPマスタープラクティショナー
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