Sayaの星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/9月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネス占星術のスタートです。
愛と美の星・金星がおとめ座へ。ホリスティックな癒しや手仕事に関心が
9月5日に愛と美の星・金星がおとめ座へ。おとめ座には太陽も滞在していますが、思い詰めて考えていたようなことについて、もう少しやわらかに眺められるようになるでしょう。またおとめ座が象徴するものにはホリスティックな癒しの世界、ヘルシーなライフスタイル、繊細な手仕事などがあるので、そういった世界に関わると、自然と運気も上がっていくときだと思います。
9月10日のうお座の満月は、境界を溶かす星・海王星とともに起こる
9月10日がうお座の満月ですが、境界を溶かす星・海王星とともに起こるので、この頃、うお座が象徴する感情の世界がわかりやすく波立ってきそうです。心の奥に秘めたもの、不安、恐れ、嫉妬などもあふれてくるかもしれません。普段は穏やかな海も荒れ狂うときはあるように、自分でも知らないものが出てくることも。でも、それを受け入れ、流していくことで気持ちはいつしか穏やかに。
満月に思考や伝達の星・水星が「逆行」。進むべきか、進まざるべきか迷いが
思考や伝達の星・水星は、8月26日にてんびん座に入り、進むべきか、進まざるべきか迷いをもたらしていたと思います。でも、9月10日の満月で「逆行」を始めると、Aの選択肢を取っていても、やっぱりBだったというように、本当の気持ちが現れてくるかもしれません。このあとは迷いながらも、後戻り。考え直す可能性がありますし、この考えるプロセスもなかなかハードになるかも。
9月23日に太陽がてんびん座へ 水星はおとめ座へ戻る
太陽がてんびん座に入るのが9月23日。すると、「逆行」していた水星も、同じ日におとめ座へ戻ってしまいます。そのため、考えあぐねて疲れてしまい、いったん保留となることも。人と関わるよりも、ともかく仕事に取り組もうというように、それぞれの世界へと戻っていく場合もありそう。積極的に関わらずに、自分のやるべきことを完成させようという、そんな姿勢があるときです。
9月26日のてんびん座の新月から 関係は穏やかさを取り戻せる
9月26日にはてんびん座で新月があります。考えていても仕方がないと割り切るような、そんなひらき直り感もありそうです。29日には金星もてんびん座に入りますし、水星の「順行」も10月2日に控えています。穏やかで優しい、愛情のある関係が多くの場所で取り戻されてくるでしょう。「雨降って地固まる」となる関係の一方、反対に堪えきれなくなる関係もあるかもしれません。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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