Sayaの星占い【マインドフルネス占星術】(おうし座)/7月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネス占星術のスタートです。
おうし座/7月の運勢
ASTRO CALENDAR&MOON CYCLE
7/1は、「環境や伝達」の室の月とひとつ前の室の火星(行動や戦いの星)が、月と「ステップアップ」の室の冥王星(変容の星)がそれぞれハードな角度。優しくしたいのにイライラしたり、ゆっくりとていねいに過ごしたいのにバタバタしていたり、落ち着かないとき。7/2はさらに火星と冥王星、「居場所」の室の月と「経済や豊かさ」の室の天王星(自立や変革の星)もハードな角度。休みたくてもできない、つらさがありそうです。
でも、7/5には水星(思考や伝達の星)が「環境や伝達」の室に、火星がおうし座へ。これ以降は、「安全」志向ではあっても、火星のパワーを借りて、アクティヴに動けるでしょう。でも、7/8は、「ルーティンワークや日常生活」の室の月と「ステップアップ」の室の冥王星、「人間関係」の室の月とおうし座の火星、太陽と小惑星カイロンがハードな角度。成長のための時間を取りたくても、忙しさからできないのがしんどいかもしれません。パートナーへの期待も高まり、相手に要求したくなってしまいそう。
そのうえで、7/14は「ステップアップ」の室で満月が起こります。この頃ははっきりしたゴールが自分のなかに見えてきそう。7/18には金星(愛と美の星)が「環境や伝達」の室に。楽しみは身近な場所に。7/22は、月がおうし座にある火星、天王星、ドラゴンヘッド(月の軌道と太陽の軌道の交点)を通過するので、変わらないものを変える勇気が出てきそう。7/29の「居場所」の室の新月からは、自分にとってやりやすい方法を見つけていって。
WORKS
全体に仕事が忙しく、本当はもっと豊かな気持ちで日々を送りたいのにそうできないことで、フラストレーションが溜まってしまいそう。また、長年、よい形を作ろうとがんばってきたことに関して、潜在的な問題が浮かび上がってくるかもしれません。真面目なおうし座さんのこと、もしかしたら、がんばりすぎ、燃え尽きそうになっているのでしょう。目を背けていた問題があったら、そこに向き合うことで、進むべき道が見えてきそうです。
FOR MINDFULLNESS
7/5に火星がおうし座に入るためにとても気忙しく、マインドフルとは言っていられないかも。次はあれしてこれして、と頭の中は常にto do listでいっぱいで、自分と向き合うことができないように見えます。そんなときは10分でいいので、何もせずに座ってみては。瞑想しようとしなくても、ひとときの静寂が自分と向き合うきっかけをくれるはずです。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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