Sayaの星占い【マインドフルネス占星術】(かに座)/6月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネス占星術のスタートです。
かに座/6月の運勢
ASTRO CALENDAR&MOON CYCLE
思考や伝達の星・水星は、6/3に「逆行」から「順行」にシフトします。友人関係の混乱は次第に落ち着いていき、過ぎてみると、あれは何だったのかと思うくらいかも。ただし、6/4は水星の動きがほぼストップしているので、モヤモヤはまだありそう。6/5には今度は、現実化とルールの星・土星が「逆行」を始め、プロジェクトの障害を感じるようになるかも。
ブレーキを踏んでいたのをゆるめ、アクセルを入れるかと思うと、またブレーキ。そんなふうに外の状況を見ながら、自分の状況を変えなくてはいけないのが6月上旬ですが、だんだんと平常モードに。6/12は、愛と美の星・金星と自立や変革の星・天王星が出会い、人間関係に大きな変化が。6/14の満月ではやりたいことがあふれてくるかも。6/16には金星と太陽の軌道と月の軌道の交点・ドラゴンヘッドが出会い、人間関係はさらに前進するはず。
6/21の下弦の月は、太陽がかに座に入る夏至でもあります。あなた自身はだんだんに元気を取り戻してきますが、そのためにはゆっくりと休む必要性も感じそう。身体をゆるめ、睡眠をたっぷり取り、今年後半のことを改めて考えてみましょう。6/22には月と拡大と保護の星・木星、月と癒しの小惑星・カイロンが、6/23には月と行動や戦いの星・火星が「キャリアやライフワーク」の領域で出会います。キャリアにおいてはとてもアクティヴに。たくさんの企画がやってきます。6/25には月と天王星、ドラゴンヘッドというポイントが重なっていきます。人間関係では欲しいものが明確に。6/29のかに座の新月では心がふわりと軽くなるような、そんな感覚がありそうです。
WORKS
木星、火星、23日までは金星も「キャリアやライフワーク」の領域を進み、「好きなことを仕事にしたい」「好きなことでお金を稼ぎたい」という気持ちが強くなりそうです。転職や独立が視野に入ることも多いかもしれません。ただ同時に心にかかるのは、それがあなたにとって、「安全」かどうか。過去のパワハラやいじめの経験がある人だとなおさら、今の安全を捨てて、外に出るのはためらわれるかも。本当に望んでいることをハートに尋ねてみて。
FOR MINDFULLNESS
好きなことをやりたいと思ったときに足を引っ張るのは、過去の失敗のほか、両親からのメッセージということもあります。ほかの子と比べられたり、自分自身を否定されたりなど、肯定された経験がないという人は、自分のハートの気持ちと親の考えがミックスして苦しむこともあります。どれが親の考えで、どれが自分の考えなのかを整理してみましょう。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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