【素朴な疑問】ジムやヨガでよく聞く「骨盤を立てる」とはどういうこと?メリットとやり方
骨盤を立てる意識により姿勢が改善されると、正しい姿勢になる、ぽっこりお腹の解消、肩こりや腰痛、冷え、むくみなどの不調改善など、見た目だけではなく、内臓や自律神経にも良い影響を与えてくれます。また、ヨガをしている方は、体に負担をかけずに、ポーズがとりやすくなります。
骨盤を立てるときに意識するポイント
・おへその下のあたりを締める
・背骨を真っ直ぐ天井に向かって伸ばす
・左右のお尻に均等に体重を乗せて座る
・目線は真っ直ぐ、軽く顎を引く
・肩の力は抜く
いかがですか?ポイントを意識して、そして更に余計なところに力が入っていないか確認してみましょう。それでも、「骨盤を立てる」という感覚が分からないときには、折りたたんだブランケットやヨガブロックを使ってみましょう。
手でお尻のお肉を後ろにかきだし、折りたたんだブランケットや、ヨガブロックの前の方に左右の座骨に均等に体重をのせて座ります。全体に座ると猫背になりやすいので、ブランケットの端に座骨を載せて座り、腰の位置を膝よりも高くして座ると背筋が気持ちよく伸びます。
■骨盤を立てて座りやすくなるストレッチ
・手は肩幅、脚は腰幅に開き、足先を立てます。
・両手の間に右足をつき、左膝を少し後ろへひきます。
・上体を起こし、両手を腿に添えます。
・まっすぐの背骨のまま、尾骨を床へ沈めます。腿の前側、脚の付け根の伸びを感じましょう。
・胸を高く引き上げ、目線は斜め上を見上げます。深い呼吸で30秒目安にキープしましょう。
・両手の指先を立て、肩の下の床に両手をつきます。お尻を後ろへ引き、右のつま先を立て、腿の裏側の伸びを感じます。この時、背中が丸くならないように注意しましょう。30秒目安にキープし、よつんばいに戻ります。反対側も行いましょう。
いかがでしたか?骨盤が立つことで、背中の無駄な緊張も取れ、正しい姿勢はもちろん、ヨガのポーズも取りやすくなります。ぜひ、日常から意識してみて下さいね。
※動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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