【骨盤を歪ませてしまう日常のクセ】ぽっこりお腹を解消!寝たままできる「骨盤歪み調整ヨガ」
肩こりや腰痛、不眠など、体の不調は骨盤の歪みから起きているかもしれません。1日の終わりに寝たまま「骨盤の歪みを整える」骨盤ヨガのポーズをご紹介します。
骨盤の歪みを引き起こす「日常生活のクセ」とは?
✔︎足を組む癖がある
✔︎長時間同じ姿勢でいることが多い
✔︎横向きやうつ伏せの姿勢で寝ている
✔︎カバンを持つ手がいつも同じ
✔︎左右どちらかに重心をかけていることが多い
✔︎ヒールをよく履く
これらの日常生活のクセを日々繰り返していることによって、少しずつ骨盤に負担がかかり骨盤の歪みに繋がるのです。
体の要となる骨盤
骨盤は私たちの体の中心にありますよね。上半身と下半身をつなぐ役割を担っています。大きく分けて仙骨(せんこつ)・尾骨(びこつ)・寛骨(かんこつ)の三つの骨から構成されており、寛骨は太ももを動かす大腿骨に、仙骨は上半身を支える背骨に繋がっています。
骨盤は私たりの体の要と言える重要な部位です。体の要である骨盤が、日常生活の癖から歪みを生じてしまえば、上半身や下半身の骨格の歪みにも繋がり様々な不調を引き起こすのです。
●上半身を支える役割
上半身と下半身をつなぐ重要な役割を担う骨盤ですが、骨盤の歪みにより正しい位置にないとその上に乗っかっている上半身にも歪みが生じてしまいます。腰痛や肩こりなどの原因につながるのです
●下半身の動きをサポートする役割
骨盤は歩行時など、下半身を動かすことによる衝撃や振動を吸収する役割があります。下半身を動かす事による衝撃を骨盤が吸収することによって上半身への負担をかけずに支えることができるのです。また骨盤が歪んだ状態だと下半身を動かす可動域が狭まり、足が疲れやすいや痛みなどを引き起こすのです。
●内臓や生殖器を守る役割
骨盤の内側には内臓や生殖器があり、それらを支える役割があります。腸や腎臓・膀胱、子宮や卵巣などを保護しています。しかし骨盤の歪みによって、内臓を正しい位置で支えることができず内臓機能の低下や内臓下垂によりぽっこりお腹の原因にも繋がるのです。
骨盤のニュートラルポジションを意識して歪みを整えよう
●骨盤のニュートラルポジション
膝を立てて仰向けになり、骨盤の左右にあるゴリっとした骨に掌を当て、恥骨に人差し指が向くように三角形を作ります。この三角形が床と平行になっている状態が骨盤底筋のニュートラルポジションです。
「骨盤の歪みを整える」寝たまま骨盤ヨガ
〈やり方〉
①仰向けになり、左足を胸に引き寄せます
②左手で膝を持ち、右手を腰骨の上へ乗せ、吐きながら膝を脇へ引き寄せます
③右手で膝を持ち替え、吐きながら右へ倒してツイスト
④右膝を立て、左足をかけて4の字を作ります
⑤吐きながら引き寄せます
⑥足をほどき、足裏を合わせます
⑦ゆっくり骨盤を持ち上げます
※反対も同様に行います
Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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