ストイックな食生活を送るヴィクトリア・ベッカムの「新しいお気に入りドリンク」とは？

ストイックなダイエットを続けていることで知られるヴィクトリア・ベッカム。ステーキハウスに行っても蒸し野菜しか食べず、「自分を甘やかしたいとき」であっても「全粒粉のトースト」など質素なものを選んでいることで有名である。その彼女が最近北イタリアにバカンスに出かけた。とは言ってもヴィクトリアのことだから単なる休暇ではない。彼女が選んだ宿泊先は「パレス・メラーノ」。豪華なホテルでデトックスプランが体験できることでセレブたちの人気を集めている。ホテルによるとその人にあわせてカスタマイズしたプログラムを提供、それを通して「リラックスした雰囲気の中で心と体の健康を取り戻せる」そう。

ヴィクトリアの新しいお気に入り

ここでヴィクトリアは新しいお気に入りを見つけたとファンに報告している。それは大麦コーヒー。大麦を低温で焙煎して挽いたものをコーヒーのように抽出して作られる飲み物である。風味がコーヒーに似ていることからこう呼ばれている。

コーヒーに含まれているカフェインは利尿作用があるので体内の水分が失われ、飲みすぎると乾燥肌の原因になると考えられている。また肌の老化を促進するとも。しかしこの大麦コーヒーにはカフェインが含まれていないことから、健康志向の人たちの間でじわじわと人気を得ている。普段コーヒーを断っているヴィクトリアもこの点に惹かれたよう。インスタグラムに「最近好きになった大麦コーヒーで1日が始まる。これにはカフェインも刺激物も一切入っていない。この飲み物には抗炎症作用と殺菌作用、抗酸化作用と消化促進作用もあるの」と綴っている。

イタリアでは大麦コーヒーは「オルゾ」と呼ばれ、女性を中心に大人気。現地の大手コーヒー会社「Corsini」によると、オルゾはノーコレステロールでビタミンとミネラルが豊富なので、ヴィクトリアの言葉通り抗炎症作用と殺菌作用がある。また抗酸化物質と食物繊維がたくさん含まれているので胃腸の消化作用を促進してくれるそう。ちなみにヴィクトリアはこの大麦コーヒーにシナモンを少し加えて飲んでいる。シナモンは血液の循環をよくして毛細血管を修復する作用がある。そのためシミやシワを緩和する効果が期待されているとか。

大麦コーヒーは日本でも輸入食料品店やお茶専門店で入手できる。タンポポやチコリを焙煎した代替コーヒーはいくつかある。独特のフレーバーのものも多いけれど、その中でも大麦コーヒーは麦茶を飲む日本人にとって親しみやすい味と言われている。コーヒーは飲みたい、でもカフェインは避けたいと言う人、一度試してみては？