【コロナ禍での日本帰国&ハワイ渡航記】隔離や公共交通機関の利用は?検査は?何が必要?
コロナのパンデミックが本格化して早2年半。各国の規制が緩和されつつある中、いつになったら海外旅行に行けるんだろうと思っている方も多いのではないでしょうか。日本人の海外旅行先として不動の人気を誇るハワイ。コロナ禍があけたらハワイにすぐ行きたいと言う声も耳にすることが多いです。今回は約2年3ヶ月ぶりにハワイから日本に帰国した私の実体験を記事にしました。
2020年1月にを最後に2年以上できていなかった日本への帰国。2022年3月に日本への入国規制が大きく緩和されたのを機に約2年3ヶ月ぶりに帰国を果たすことができました。日本帰国の日程は4/8〜5/10の約1ヶ月。実際にハワイ→日本を往復した経験をお伝えします。
日本への渡航
利用したのはハワイアン航空。日本への往復フライトは原油の高騰でコロナ前よりも高め。フライトによってはなんと3000~5000ドルを超える便もありましたが、私はなんとか往復1000ドル程度のフライトを予約できました。
出発の10日前くらいにいきなり一通のメール。「お客様のフライトがキャンセルになりました」という内容でした。帰り(ハワイ行き)のフライトがキャンセルになったようで、前後2日以内のフライトなら追加料金なしで変更できました。コロナ禍でハワイ旅行を計画している場合は、フライトがキャンセルになる可能性もあるので、余裕を持った日程を組んでおくと安心です。
日本渡航に必要なもの
日本への渡航に必要なものは以下の通りでした。
①パスポート
②出国前検査陰性証明(出国前72時間以内に受けたもの)
③ワクチン接種証明
④My SOSアプリがインストールされたスマートフォン(インストールはこちらのサイトから)
隔離や公共交通機関の利用は?
2022年3月より日本への入国の際の隔離要件が大幅に緩和されました!
ワクチン3回を接種済みの人は、日本到着時の検査が陰性になれば隔離は不要となりました。ワクチン未接種の人は7日間の隔離がありますが、3日目以降に検査をし陰性であれば4日目以降は隔離が不要になります。空港の検査で陰性になった場合には、隔離の要不要に関わらず日本到着後24時間以内は公共の交通機関を利用することができるようになりました。
ずっとこの隔離と公共交通機関が使えないことが帰国の妨げになっていたので、隔離が不要になったのは本当に本当に嬉しいニュースでした!
入国に必要な検査は?
厚生労働省の「出国前検査証明フォーマット」はこちらのサイトから入手できます。所定のフォーマットで検査証明を発行している医療機関はホノルル領事館のサイトから確認できます。日本政府所定のフォーマットでなくても、全ての必要な要件が記載されていればOKとされています。心配な場合は検査を実施する医療機関に問合せてください。
検疫をスピードアップするファストトラック
成田、羽田、中部、関西、福岡空港を利用する場合はファストトラックという入国前検疫Web手続きを行うことができます。My SOSアプリをダウンロードし、アプリから以下の項目を登録します。
・質問票の記入
・誓約書の記入
・ワクチン接種証明書の有効性の確認
・出国前72時間以内の検査証明書の有効性の確認
・健康居所確認アプリ(MySOS)のインストールとログイン
その後、登録事項の審査が行われ、審査が完了するとアプリの画面が緑色に変わります。空港でその緑の画面を検疫職員に提示すると手続きがスムーズです。
搭乗便が到着する6時間前までに申請が終わっていれば入国前までに審査が完了するそうなので、検査結果が分かったらできるだけ早めに取り掛かるのをオススメ。詳しくはこちらのサイトでも確認できます。
日本到着後
到着は金曜の夕方4時に成田空港でした。飛行機がゲートに到着したらすぐに国際線乗り継ぎの乗客が案内されるため、日本入国する人は10分ほど待たされた後に機内を出ました。フライトごとに係員が検疫の場所まで案内してくれましたが、かなり長い距離を早足で歩きました。そこで並んでいると後から到着したフライトからの乗客がどんどん列に並んでいきます。
成田空港の午後到着便は数が多いため、当時は「全てのプロセスを終えるのに最長5時間くらいかかる可能性がある」という案内もされていましたが、私は全て終わるのに合計2時間ほどかかりました。
基本的には立っている時間と歩いている時間がとても長いです。空港を出るまでの2時間の間に座れたのは検査結果を待つ時間の約30分。歩きやすい靴と機内持ち込み手荷物の軽量化をオススメします。また空腹時のためにスナックを用意しておくと安心です。
AUTHOR
寺岡早織
2003年からヨガを始め、その後ピラティスを始める。2010年BASIピラティスインストラクター資格(マット、マシン)を取得し、ピラティス指導を開始。結婚を機に2013年ハワイに移住し、その後もピラティス指導を続ける。2015年よりハワイでの日本人向けRYT200の解剖学講師を務める。2018年よりヨガ・ピラティスインストラクターに特化したプロフィール写真のカメラマンとしても活動を開始。趣味は絵を描くこと。 Instagram (ピラティスアカウント):@saori_pilates、Instagram(ハワイ写真アカウント):@saori_hi_photography
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