ジェシカ・シンプソンが、自身のビキニ姿を見て泣いた理由「45キロも太ったり痩せたりしてきて…」

 ジェシカ・シンプソンが、自身のビキニ姿を見て泣いた理由「45キロも太ったり痩せたりしてきて…」
Getty Images
長坂陽子
長坂陽子
2022-04-21

2000年代初めにシンガーとして人気を集めたジェシカ・シンプソン。リアリティ番組にも出演、タレントとしても活躍していた。今はデザイナーとして仕事をしつつ、3人の子どもたちの子育てに頑張っている。

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この3人の子どもの出産で産後太りに苦労しているジェシカ。これまで何度もダイエットとリバウンドを繰り返してきた。太った体型を心ないマスコミにからかれていたことも。

ジェシカ
過去にはマスコミから「ジャンボ・ジェシカ」と揶揄され、ボディシェイミングに傷ついた経験も。2021年に発表した自伝のなかで、体型を批判されたことがきっかけで「1日の80%の時間は自分の体型について考えるようになっていた」と語った。photo by Getty Images

その彼女が最近インスタグラムにビキニ姿をアップ、注目を集めている。ジェシカ曰く「私はこれまで3回、45キロも太ったり痩せたりしてきた。だからこんな瞬間は来るとは思っていなかった。でもついにビキニを着て春休みを迎えられた。これは努力と決意、自分を愛する心のおかげ」と綴っている。最後には「今日は嬉しくて思いきり泣いた」とも。

体重計を手放した理由

実はちょうど1年前、2021年4月にジェシカは体重計を手放したとインタビューで明かしていた。理由は体重に囚われないようにするため。「私は自分の体重を知らない。自分の体型に対して安心できること、パンツのジッパーがあげられるようにするのが目標」と語っていた。ちなみにこれまでもたびたびリバウンドを繰り返している彼女は「ジッパーが上がらなければ別のサイズを履く。ありとあたゆるサイズを持っているから」とコメント、自分で自分の体型に心地よくいられる状態こそが目標だと語っていた。「体重で自分をジャッジしないよう本当に頑張ってきた」と語っている。

さらにその半年後、10月にはトレッドミルに乗ってエクササイズしている写真もインスタグラムにアップ。それはエクササイズを続けられずに「自分をがっかりさせるのを阻止するため」。ジェシカは「1回エクササイズしただけで自分を失望させないようにしようと決心している。とはいえ自分のご褒美としてブラウニーを食べるつもり」

本当のダイエットとは「自分をケアすること」

体重計の数字やマスコミの意見にこだわっていたときはなかなか痩せずに苦労してきたものの、数字にこだわらず自分の心地よさを優先してダイエットに取り組んだらこんなに結果が出たというジェシカ。自分をケアすることが本当のダイエットであることを教えてくれているといえそう。

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長坂陽子

長坂陽子

ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。



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