【春のなんとなく不調を一気に改善】座ったままできる!自律神経を整える「背骨ヨガ」
暖かくなってきて、イライラしたり疲れを感じやすくなったりしていませんか?春先は寒暖差や新生活が始まったりすることもあり、自律神経が乱れやすい時期です。今回はそんな自律神経を整えるのに効果がある、背骨をほぐす動きをご紹介していきます!
自律神経が乱れていませんか?
最近イライラする、すぐ疲れてしまう、身体がだるい……その悩みは自律神経の乱れが影響しているかもしれません。自律神経は、昼間や活動時に優位に働く「交感神経」夜間やリラックス時に働く「副交感神経」という2種類の神経から成り立ち、内臓の機能を調節したり24時間常に働き続けています。
この交感神経と副交感神経の2つのバランスが崩れると自律神経が乱れ、身体のだるさを感じたりイライラしやすくなったりやる気が出なくなってしまったり、心身共に影響が出てきてしまいます。
また春先は1年の中で気圧の変動や寒暖差が最も大きい季節で、交感神経が優位に働きやすくなるため緊張状態が続きやすくなり、疲れや身体のだるさなど様々な不調を感じやすくなります。
自律神経は背骨が通り道?!
自律神経は首からお尻にかけて背骨の両脇を通っていて、内臓と脳をつなぎ全身に広がっていきます。
その為背骨の歪みにより自律神経の通り道が圧迫されると、自律神経のバランスにも影響が出てしまいます。自律神経のバランスを整える為には、背骨へのアプローチがとても大切になっていきます。
日常生活の中で意識的に背骨を動かせていない人は多く、背骨がガチガチに凝り固まってしまっています。背骨を前後左右に倒したり、捻ったりする動きを加えることで背骨の動きはみるみるよくなっていきます。しなやかに背骨を動かし、自律神経のバランスも一緒に整えていきましょう。
背骨をほぐしてみよう!
安楽座からスタートしましょう。※産後のママさんは、医師からの運動許可がおりてから実践してください。
〈動き・1〉
①右脚を横に伸ばし両手を脚に添えて上体を倒す
②伸ばした左手を右手につけながら、下から上にするすると滑らせながら登っていき上体を起こす
③そのまま左手を斜め後ろに伸ばす
④呼吸を合わせてながら何度か繰り返し、最後は吐きながら力を抜いて身体を倒す
※反対側も行いましょう
〈動き・2〉
①左脚を横に伸ばし左手を右の太ももの上、右手をぐるっと背中に巻きつける
②一度息を大きく吸って、吐きながら身体をねじる
●手で押して無理に頑張りすぎず、背骨を優しく捻っていきましょう
※反対側も行いましょう
〈動き・3〉
①肩に手を添え息を吐き、少し背中を丸めながら両肘を前で寄せる
②息を吸いながら、胸を開いて膝を後ろに寄せる
※何度か繰り返しましょう
毎日の隙間時間で背骨を動かす習慣をつけて、背骨を隅々まで動かせるようにしていきましょう。
詳しいやり方を動画で見る
10分でできる背骨ほぐしヨガ!動画を見ながらチャレンジしてみてください♪
親子にヨガを届けたい!産後にヨガをするのを当たり前の時代にしたい!と言う想いで親子にヨガを伝えている。またインストラクター育成に力を入れるためニコタイムズを立ち上げ、ベビトレヨガ講座をはじめ、子どもヨガインストラクターや子ども姿勢講座なども開催している。インスタグラム@kanamiokamoto
AUTHOR
岡本かなみ
ニコタイムズ代表。「世界中の赤ちゃんとお母さんをハッピーにしたい!」という想いから「ベビトレヨガ」を考案。産後ママの心と体のサポートと、赤ちゃん子どもたちの脳トレや身体作りに必要な動きを取り入れた親子が楽しめるレッスンを行う。全国とオンラインでレッスンやセミナーを開催したり、子どもの姿勢づくりをテーマに保育士研修や保育大学での講座、ベビトレヨガのDVDをリリースするなど幅広く活動。Instagram:@kanamiokamoto
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く