【新しい季節】心と体が整う生活習慣、鍵は「早起き×呼吸法×朝日」その理由とは?

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【新しい季節】心と体が整う生活習慣、鍵は「早起き×呼吸法×朝日」その理由とは?

綾
2022-04-03

4月。新しい環境や初めて会う人もたくさんいる中で新年度が始まります。そんな中で知らず知らずのうちに疲れてしまうのも本音です。どんな環境でもいつも変わらない自分でいられるような自分軸を作ることが大切です。自分を整える毎日の習慣としてのヨガとアーユルヴェーダを実践してみましょう。

長かった冬が終わり、季節は春です。

4月からは新年度。社内の部署移動、新しい職場へ転職など変化の多い時期を迎えます。馴染みのある環境や人との別れ、そして新しい環境や人との出会いはワクワクする半面、無自覚にストレスにもなっているものです。緊張や不安を感じている状態が長く続いたり、生活のリズムが大きく乱れたり睡眠不足の生活が続くと体の不調となって現れます。

自律神経ってどういうもの?

体の不調の多くに自律神経が関わっています。自律神経とは主に内臓に分布し消化、吸収、循環、代謝などのために私たちの意思とは関係なく働き体の内部機能を調節しています。自律神経は脳の視床下部という体の各器官に指示を出している場所でコントロールされており、隣接している扁桃体という部位では情動反応の処理が行われていて快、不快、恐怖、痛み、ストレス反応、不安や緊張などの情報が処理されています。視床下部はこういった情報に大きく影響を受けていると考えられています。ゆえに、視床下部でコントロールされている自律神経もストレス反応や不安、緊張などの不快な感情による影響を受けバランスを崩すということが起きるのです。前述したように、自律神経は内臓に分布しているため自分の意思では動かすことができない神経です。では、自律神経を整えるためにはどうすればよいのでしょうか。それはずばり、ヨガの呼吸法をお勧めします。

自律神経を呼吸法で整える

呼吸法は、自律神経が分布している肺と横隔膜を使って行います。呼吸法で意識的に動かすことで自律神経を整えることができるのです。効率的に自律神経を整える腹式呼吸息を吐くときに口をすぼめて吐きます。この時に丹田を強く引き入れます。息を吸うときは鼻から吸い、お腹の筋肉をすべてリリースします。息を吐く時、強く丹田を引き入れて腹筋を使うことで横隔膜を充分に動かすことができると共に、強く引き入れることでリリースした時に吸う息がたくさん入ってきて肺も大きく広がります。特に多くのテクニックを必要としないこの腹式呼吸は、簡単で誰でもすぐに実践可能です。次にこの呼吸法と組み合わせるととても効果的な、朝日を拝む方法をご紹介します。

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早起きしたら朝日を見よう

自律神経が乱れ不調を引き起こす原因としてもう一つ押さえておきたいのが、就寝と起床のリズムです。私たちの体内時計は25時間周期であり、1日24時間の地球の周期に調整しているのは朝起きて日の光を浴びる時なのです。休みの日に遅く起きて朝日を浴びないと、このリズムが崩れて不調の引き金となります。アーユルヴェーダの健康的な一日の過ごし方であるディナチャリヤの中に、日の出の96―48分前に起きると良いという習慣があります。この時間はブラフマムフールタといい、神様の時間として一日のうちで最も神聖な時間とされていいます。この時間に瞑想をして過ごすと良いと言われていますが、ただ、真夏の日の出時刻は早く、夏至の東京では4:25頃です。ここから96分前は夜中の2時台になってしまうため、年間を通じて大体5時から5時半くらいに起きると良いでしょう。5時台がつらい場合は6時までには起きましょう。

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アーユルヴェーダでは吉祥物でもある朝日

朝は吉祥物を見ることも大切です。好きな風景の写真、花、神棚や神様の像、インドの精製されたバターであるギ―、中でもおすすめしたいのは「朝日を見ること」です。太陽と人間はエネルギーの交換関係があり、朝日からいただいたエネルギーを人間は一日の活力にして生活するため、起きるのは日の出前が良いとされているのです。朝日を見ることで体内時計を調整することができます。この朝日を見る習慣と呼吸法を合わせて行うことで、とても健康効果が高くなります。

早起き×呼吸法×朝日で新しい季節を快適に過ごそう

前述したお腹を強く使う腹式呼吸法を、朝日を見ながら毎朝10回行いましょう。東の空から朝日が昇ってきたら外に出る、もしくは窓越しでも良いので東を向いて太陽は直視せずに行います。100年ほど前、人口の光がなかった時代は太陽と共に寝起きすることが自然でした。今の時代は人口の光が多すぎて脳が勘違いを起こして体内時計が乱れ、体にも悪影響を及ぼしているのです。便利さと引き換えに失うものが必ずあるということを私たちは覚えておかなくてはいけません。春、新しい出会いと始まりの季節に体調を整え快適に生活するためにヨガとアーユルヴェーダの知恵である早起き×朝日×呼吸法を習慣にしましょう。

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綾

ヨガインストラクター、食養生コーディネーター。幼少期からクラシックバレエ、ダンスなどの身体活動を経験、2004年よりヨガを練習し始める。ヨガの呼吸とバランスの取れた動きと疲れた心身を回復する絶大な効果に感銘を受け、ヨガをライフワークにするためにインストラクターとなる。2005年~2021年までの間スタジオを中心にヨガインストラクターとして活動。現在はオンラインのグループレッスンとプライベートレッスン、対面の産後ヨガ、シニア向けのヨガを教えている。専門は「女性のためのヨガ」であり、女性の様々なライフステージをヨガでサポートするためのクラスやワークショップを開催。精神の学びにはまず体と心の健康が欠かせないという気づきから、食養生とアーユルヴェーダを学び実践中。真の健康と美しさを探求している。

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