仕事のパフォーマンス向上に、香りの力を借りて｜インテリアとしても楽しめるホームフレグランス8選

「キャンドルを灯すことは、私にとってちょっとしたセルフケアの一環で、お気に入りの方法のひとつ。中でも気に入っているディプティックの香りは気分転換にも良いですし、夜は家中にキャンドルを灯してムードたっぷりの空間を楽しんだりしています。実は私の母も、いつも家にディプティックのキャンドルを置いていました」。

NY「The Strategist」誌にこう語ったのは、ニコール・リッチーだ。親子揃って愛用しているディプティックのジャスミンセンティッドキャンドルは、彼女の子供の思い出が詰まったアイテムでもあるという。

一方で、ブリー・ラーソンやグウィネス・パルトロウら、アロマディフューザー愛用派のセレブたちの間で注目を浴びているのが、Vitruviのストーンディフューザー。同ブランドのアロマオイルの芳香も秀逸ながら、スマートでスタイリッシュなデザインで、インテリアのアクセントにもなるところが大きな魅力なのだとか。

そこで今回は、リモートワークの気分もリフレッシュしながら、インテリアとしても楽しめるホームフレグランスにフォーカス。お気に入りの空間を、お気に入りの香りで満たして。

ディプティック／セレブ御用達、パリのエスプリが息づく香りの芸術

1961年にパリ、サン・ジェルマン大通り34番地に誕生したディプティックは、先のニコールを始め、ヴィクトリア・ベッカムらセレブ御用達ブランドとして世界のトップに君臨するフレグランスメゾンだ。香りのファセットガラスの容器の煌めきと、天然ランタンスティックの重厚感が紡ぎ出す見目麗しくエレガントなリードディフューザーは、ディプティックの真骨頂でもある。ミルキーでフルーティなテュべルーズの香りが、植物の毛細血管現象にインスパイアされた設計により、より広範囲に漂うのが魅力。一味違うセンスあふれるフォルムと香りは、自分だけのこだわりの空間のアクセントに。

ニールズヤード／ハーブガーデンの中にいるような、深いリラクゼーションに

フランキンセンス、オレンジ、ゼラニウム等が複雑に絡み合い、ハーブ・シトラス・ウッディの絶妙なトーンバランスが織りなす深みのある香りは、ニールズヤードならでは。リビングなど人が集まる空間を心地よく演出すると同時に、リモートワークで疲れた脳を緊張から解きほぐし、深いリラクゼーションをもたらしてくれる、気分転換に必須の香りだ。

ボン パフューマー／オートパフューマリーならではの純粋でエレガントな香り

フランス生粋のオートパフューマリーのエスプリをそのままに、伝統とモダンの融合が紡ぎ出す華麗なる香りで世界を魅了するボン パフューマー。ブランドの哲学でもある“アートオブリビング（洗練された生活スタイル）”を演出するキャンドルは、まさにクリエイティビティを極めたアイテムでもある。バジル、オレンジ、フィグリーフが織りなす「正午のミント」01、南フランスのラヴァンディンを中心に上品でワイルドな香調の「大胆な夜」02、シスタス、パチョリらが奏でる甘いトーンの「自分へのメモ」03、そしてスモークブラックティーとルバーブのスモーキーな「神秘に満ちたエスケープ」04は、どれも芸術性の高い香りばかり。インテリアのアクセントとしても全て揃えて楽しみたい。

バンフォード／いつもの部屋をイングリッシュガーデンに変えてくれる由緒正しき高貴な香り

イギリスのレディ・キャロル・バンフォードが設立した元祖プレミアムラグジュアリーオーガニックブランド、バンフォード。彼女が手がけるホームフレグランスは、どれもブランド誕生の地・コッツウォルズ地方の自然からインスパイアされて誕生したエレガントな香調が特徴だ。中でもキャンドル オレンジは、オレンジを中心にカルダモン、フランキンセンス、ジャスミン、パチュリのブレンドが空間に爽やかな華やぎを添えてくれる名香でもある。そして、ブランドのアイコンカラー“グリーン”の吹きガラス容器の“センティッドキャンドル シリーズ”は、100%ナチュラルワックス、GMO、パラベンフリーと環境に配慮した点にバンフォードらしいこだわりも。ローズと柑橘系の香りをブレンドした“イングリッシュローズ”が、美しく上品な空間を演出してくれる。