【スキンケア・ルーティンの切り札に】寒さと乾燥でセンシティブに傾いた肌のための極上アイテムたち
寒さと乾燥に負けない、みずみずしく揺るぎない肌をキープしたい——そんなスキンケア・ルーティンのための切り札をピックアップ。
「乾燥してカサカサした肌は本当に嫌なのですが、私の肌質はどうもその傾向があるようです。しかも、仕事柄撮影で世界中を飛び回っているので、当然肌には大きな負担が。それに、あれこれ複雑なスキンケア・ルーティンが大の苦手で、シンプルで簡単なスキンケアが一番だと思っています」
アメリカのファッション誌にこう語ったのは、現在54歳のニコール・キッドマンだ。日頃の手入れがよほど丁寧なのか、はたまたあれこれ最先端の成分が入ったものを使っているのか——いつ見ても完璧な彼女の肌だが、本人はあくまでも効果的でシンプルなスキンケア・ルーティンを好み、その透明感に反して意外なことに根っからのアウトドア派なのだとか。
「テニスや水泳、ランニングなど、私は外で身体を動かすのが大好き。だから私のスキンケアの基本は保湿とサンプロテクションが欠かせません。それに、私の肌はとてもセンシティブで刺激に弱いので、なかなかピッタリ合う化粧品に出会うのも難しい。でも、最近はトレンドでもあるCBDを配合したアイテムが合っているようで、よく使っています。実は私はこれまでスキンケアを自己流で研究してきたから、膨大な知識を持っていて、化粧品には結構こだわるんですよ」。
そこで今回は冷たい外気と乾燥から肌を守り、育むデリケート肌のための保湿アイテムに注目してみよう。
アンティポディース/ブランドの代名詞・ヴィナンザと豊かなアロマがデリケートな乾燥肌をしっかり潤す
アンティポディースの代名詞である高保湿植物エキス・ヴィナンザグレープにキウイをプラスしたSPF15の保湿クリームは、UVAとUVBから肌を守りながらたっぷりの潤いをもたらしてくれるオールシーズン必須のアイテム。さらに極度の乾燥には、このヴィナンザにオーストラリア産のティーツリーエキスとニュージーランド産のトタラエキスのブレンドしたバームを。黄色いバームが体温で溶けて肌に浸透し、なめらかさとみずみずしさをもたらしながら、健康的な素肌へと導いてくれる。
ハニーロア/熟成マヌカハニー配合の肌にとろける優しいクレンジングバーム
手のひらで温めると、体温でトロッととろけるテクスチャーが心地良いクレンジングバーム。抗菌・抗炎症に優れた効果を発揮するニュージーランド産のマヌカオイルと熟成マヌカハニーを贅沢に配合し、クレンジング時の摩擦から肌を守りながら、使うたびにバリア機能を高めつつ、揺らがない肌へと導いてくれる。使用後の肌をスッキリきめ細やかに整え、なめらかさをもたらしてくれるやみつきバームだ。
ゼットエマ/フランス発・オーガニック認証コスメならではの実力派クレンジングオイル
長引くマスク生活による肌荒れや、アイメイクばかりに力を入れていることから目元の肌のトラブルを抱える人が続出している昨今。そんな肌を優しくいたわりながら、汚れをしっかりオフするクリーン・クレンジングオイルがフランスから登場した。コスメビオ認証コスモオーガニック/カリテフランス認証を取得したZ&MA(ゼットエマ)は、ヴィーガン/クルエルティフリーなどのクリーンビューティの条件をクリアしているほか、ひまわり種子油とカレンデュラオイルなどの抗酸化・抗炎症作用でダメージを受けた肌を優しくケア。頑固なアイメイクもスルッと負担なく落とせるのが嬉しい。
AUTHOR
横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。
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