【冬の乾燥肌をしっとり美肌に】乾燥対策にオススメのアロマ3選と活用法
冬は乾燥が気になる季節ですよね。アロマにはお肌の保湿作用もあるのです。冬の乾燥を助けるアロマのご紹介と活用法をご紹介します。
お肌の保湿に精油を活用しよう
アロマは香りを鼻から嗅ぐことで、心身のリラックスやストレス緩和などに繋がるイメージがありますが、アロマの精油には精油成分を皮膚の表面から吸収する「経皮作用」もあります。
肌に直接、植物油等で希釈した精油をつけたり、お湯に精油を垂らして蒸気を顔に当てたり、沐浴することでアロマの香りでリラックスしながらお肌の調子を整え、乾燥や肌荒れ等の肌トラブルの改善に役立ちます。
また、アロマの香りは自律神経のバランスを整える効果があります。自律神経のバランスが整うことで、冷えなどで滞っていた血行が改善され肌のターンオーバーもスムーズになり、お肌のトラブルも改善されて健康的な状態へ導かれていきます。
保湿効果の高いアロマ3選
●パルマローザ
ローズのようなフローラル系の中に爽やかさを感じるような香り。肌の潤いやハリを改善する効果があり、お化粧水などのスキンケアによく使用されています。※妊娠中の方は使用を避けましょう。
●フランキンセンス
ほのかにレモンを感じる気品漂う香り。細胞を活性化して肌にハリを与え、シワやたるみを改善する効果があると言われています。アンチエイジング効果が高く注目されていて、「若返りの精油」とも呼ばれています。
●ローズ
皮膚を柔らかくし、潤いを保つ働きを持ち、スキンケアによい代表的なハーブ。肌に潤いを与えます。
アロマトリートメント(マッサージオイル)の活用法
キャリアオイル30mLにアロマオイル6滴を加えて混ぜ、マッサージオイルを作ります。マッサージオイルを手のひらに取り、良くなじませてから体に塗布します。心地良く感じるくらいの強さで、体の末端から中心に向かってマッサージしていきます。マッサージ後は、オイルが皮膚に浸透していくので、ふき取る必要はありません。
アロマトリートメントでは、精油の有効成分を鼻と皮膚のふたつの経路から作用させることができます。同時に、マッサージ本来の働きにより心や血液、血管、リンパ液、筋肉などへの作用が期待できます。
アロマトリートメント(マッサージオイル)作る際のポイント
精油は原則として必ず、植物性の油で希釈しなければ皮膚に使用することはできません。そこでオイルマッサージをする前に、精油と植物性油を混ぜる必要があります。精油も植物油も同じ脂溶性なので、完全に混和させることができます。マッサージオイルを作るときに、注意するポイントがありますので必ず確認して守りましょう。濃度は1%パーセント以下が基本、マッサージオイルは精油と植物油を混ぜて作りますが、その際の安全な濃度は日本では1%とされています。
1%濃度のアロママッサージオイルを作る際は、10㎖の植物油に対して、アロマ精油を2滴(0.1㎖)、という基本を覚えておくとよいですよ。 ※市販されているアロマ精油の瓶は必ず共通して1滴=0.05㎖と規定されています。
準備するもの
精油(お好きなアロマ)
植物油(ホホバオイル・セサミオイル・ライスブランオイルなど)
保存用の容器
作り方
1.保存用の容器にキャリアオイルを入れます。
2.アロマオイル(精油)を加え、容器をよくふってください。
※保存料などは入っていませんので、2週間くらいで使いきりましょう。
※保存は保存容器のまま、冷暗所で保管してください。
アロマフェイシャルスチームもおすすめ!やり方は?
洗面器などに少し熱めのお湯(2Lほど)をはり、アロマオイル2滴をたらしてかき混ぜます。頭からバスタオルをかぶり、洗面器もすっぽりと包むように覆います。目を閉じて蒸気を顔にあて、香りを吸い込みます。
※一気に蒸気を吸い込むと、むせることがあるので、蒸気に顔を近づけすぎないでください。吸入時間は10分までにしましょう。
Instagramで日々に役立つアロマやヨガをご紹介しています→Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く