【医師監修】乾燥の季節…手湿疹(主婦湿疹)や乾燥肌を根本から治す17のヒント
手荒れがひどくかゆみがおさまらない、かさつきがひどく関節がぱっくり割れて血が出てきてしまう、皮膚科に通っているのに治らない、ステロイド外用剤を塗ると一時的に良くなるけれど、やめるとすぐに悪化してしまう…。水仕事の多い職業や主婦に多い手のトラブル。空気が乾燥する季節がやってきます。冬が来る前に外側から、内側から本気で治してみませんか。今回は皮膚やからだの中で起こっている「肌トラブル」について、マクロビオティック歴15年で腸セラピストの vegan菓子≪素果子|sugashi≫ 店主、半田葉子さんが解説します。
なかなか治らない手湿疹(主婦湿疹)、特にかゆみのある湿疹は本当に辛いですよね。これからの乾燥の時期は肌トラブルも多く、手湿疹をはじめ乾燥が招くかゆみやフケに悩まされる方も多いのではないでしょうか。「治したい」という強い思いのある方はもう既に色々と試されていることかと思いますが、今一度手湿疹、乾燥肌について見直してみませんか。
手湿疹とは
原因は様々ですが、原因の多くは水仕事や冬の乾燥の時期のバリア機能の低下による乾燥です。最近ではキーボードや消毒液による刺激が手荒れをまねき、皮膚が皮むけをおこしたり、水ぶくれや痒みを伴っている状態が続くことを言います。
一般的には水や洗剤、薬品、食品、アレルギー原因物質などに触れると悪化します。職業柄、化学物質を含む洗剤や水に触れる機会の多い美容師や調理師、また炊事や洗濯など水仕事の多い主婦などに多い疾患のため「主婦湿疹」とも呼ばれています。
治療方法
皮膚科に行くと、多くは「ステロイド外用剤」でのケアをすすめられますが、ステロイド概要が長期になると、皮膚が委縮したり、皮膚の免疫力が下がったりする可能性もあることから、「できたら使いたくない」という声も多くあります。
日常生活を見直してみましょう
時間はかかるかもしませんが、ここでは薬で抑えるだけでなく「根本から治す」ためのケアについてお伝えします。
手湿疹でなくても、アトピー体質の方や冬の乾燥肌に悩まされている方、頭皮のフケやかゆみが気になる方にもおすすめです。外用薬と併用することも視野に入れ、自身の生活を今一度見直してみましょう。
ここからは「17」のケア方法をご紹介します。
既に実践済みのことや、逆に少しオーバーに感じることもあるかもしれません。しかし身体は正直です。ある人には「オーバーに感じること」も、ある人に取っては「当たり前」ということは良くあります。少し意識を変えると身体が面白いように変化していくこともあります。ご自身にできそうなケアから是非始めてみてください。
AUTHOR
半田葉子
バウエル腸セラピスト/vegan菓子 [ 素果子|sugashi ] 店主 幼い頃から環境問題に興味を持つ。20代に心身のバランスを崩したことをきっかけに「からだに入れる選択」「免疫力」「心と身体のバランス」「出す力」の大切さに気づき、自然生活に活かせる食や腸を学びはじめる。会社員、自身のカフェでの菜食調理、地方veganカフェの立ち上げやメニュー提供、海外のオーガニック事情調査、腸講師などを経て、「からだ想いのお菓子を」とオンラインストア [ 素果子|sugashi ] を始動。お菓子作りを続ける傍ら、 長年のマクロビオティック生活と自身の経験や知識を活かし、個人の体質改善カウンセリング・腸マッサージの施術を行っている。InstagramID:kurashinotane_
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