日焼けによる乾燥でお疲れ肌を労わるおすすめアロマと取り入れ方【イギリスのハーバルライフに学ぶ】
夏の休暇いかがお過ごしでしょうか。夏の強い日差しを浴びた後、皆さんはどんなケアをしていますか。紫外線はビタミンDを生成し身体を健康に保つ役割をしてくれますが、もちろんいいことばかりではありませんよね。今回は精油を使った日焼け後のケアをご紹介します。
イギリスはどんより曇っていて寒いイメージがあるかもしれませんが、イギリスにも短いですが最高の夏を感じられる日があります。強い日差しとカラッとした空気で夜10時頃まで明るい日が続きます。日本のように湿度がない分、過ごしやすさはあるかもしれませんが肌はどんどん乾燥していきます。
蓄積的かつ長期的なダメージをもたらす紫外線、浴びた紫外線は肌の奥まで達し、ハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す細胞に損傷を与えます。それがシミやしわ、たるみの原因となるのです。
古くから世界で愛用されているラベンダー
定番で多機能とされるラベンダー精油。元々精油の効用をたまたま発見したのが、フランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセ。1910年、実験中にひどい火傷を負い、ラベンダーの精油を塗ったことが始まりと言われています。ラベンダーの精油が痛みを和らげ、傷跡すら綺麗に治ったことから、精油を用いた治療法について研究を重ね「アロマテラピー」という言葉が生まれたのです。
ラベンダーには鎮静・消炎効果があり、やけどに近い肌の日焼けにも役立つハーブと言えるでしょう。
日焼け後に使えるローションの作り方
・ラベンダーウォーター 25ml
・ローズウォーターまたはカモミールジャーマンウォーター 25ml
・グリセリン(植物性がおすすめ)2.5ml
・ラベンダー精油 (100%ナチュラルなもの)1〜2滴
遮光ボトルに入れて、完成。冷蔵庫で保管し、一週間以内に使い切りましょう。コットンに浸してパックもおすすめです。
この時期クーラーの効いた室内にいることも多いため肌も一層乾燥します。外出先でもたっぷりと保湿を心がけて、みずみずしい肌をキープしましょう。
※自然の恵みたっぷりなハーブですが、治療中の病気がある方や薬を摂取している方、妊娠中の方、体質に心配がある方は使用にご注意ください。
※使用前に必ずかかりつけの医師にご相談ください。
ライター/成瀬美紀
ヨガインストラクター・アロマセラピーアドバイザー。2010年にピラティス・ヨガを始める。その後、国内外でピラティスやヨガ・サップヨガ・マタニティヨガなどのインストラクター資格を取得し、東京にてインストラクターとして活動。 現在はイギリスロンドンに在住。
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成瀬美紀
2010年にピラティス・ヨガを始める。その後、国内外でピラティスやヨガ・サップヨガなどのインストラクター資格を取得し、東京にてインストラクターとして活動。 現在はイギリスロンドンに在住。
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