寒い季節だからこそ、灯りと香りに癒されて|特別な日以外にも使いたいアロマキャンドル3選
ロマンチックな空間を演出してくれるアロマキャンドルが映える季節が冬。リモートワークの気分転換にも、ぜひ取り入れてみて。
「ブランドには特にこだわりませんが、私にはお気に入りのキャンドルがあります。あまり高価なものではないけれど、ライラックの濃厚な香りがとても気に入っていて、とても長持ちするものです」と、米「ニューヨーカー」誌にこう語ったコートニー・ラヴ。そして、「行きつけは、ドーバーストリートの“ディプティーク”のフラッグシップショップ」と言うヴィクトリア・ベッカムや、同ブランドのキャンドルはすべて持っていると言うバスケットボール選手のレブロン・ジェームズなど、日々の生活にアロマキャンドルを取り入れ、心身共に癒されていると言うセレブは多い。
一方、毎日使っているというほどのアロマキャンドルフリークだというモデルのアレクサ・チャンは、好きだからこそ使用時には必ず注意していることがあると言う。それはーー
「私は毎日キャンドルを焚くほどアロマキャンドルなしでは生きていけないくらい大好き。でも、私は忘れっぽくて注意力が散漫なところがあるので、たまにつけっぱなしにして出かけてしまうことがあるんです。だから、楽しむときはその点だけ注意してます。本当に、全てがなくなってしまったら元も子もないので」。
今回は、リモートワークのお供に、気分転換に、寒い冬だからこそ楽しみたい、プレゼントにも最適な個性派アロマキャンドルに注目してみよう。
ポッターズ・クラウチ/エリザベス女王90歳の記念式典時にゲストに贈られた由緒正しきキャンドル
イギリスの国花である“ガートルード・ジェキル“と伝統的なバラのコンビネーションが織りなす華麗な香りでイングリッシュ・ローズ・ソサエティより「ベストローズパフューム」に選出された“シンプリーローズ“。そして、イギリスの家庭でお母さんが作る焼きたてのアップルパイのような、ブラウムリーアップルにシナモンとナツメグを効かせたスパイシーオリエンタルな香りが魅力のスパイスドアップル。どちらも五感を優しく癒しながら、心地良い空間を演出してくれる。
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー/身体に優しい素材と洗練されたアロマの芳香が織りなす香りの芸術
ヒマラヤスギ、レザー、カシミアウッド、そしてパピルスが醸し出す、真冬の暖炉の薪の音が聴こえてきそうな洗練された香りのアロマキャンドル。米、大豆、ヤシオイル成分など天然素材で作られたとても柔らかい蝋に、ピュアコットンで作られた芯で燃焼も安定。石油由来成分やパラフィンなどを排除し、身体に優しい成分だけで作られているところもビュリーらしい。ここに紹介するアンニバルを含め、エレガントな芳香の豊富なバリエーションにも注目だ。
アイランドソープ&キャンドルワークス/カウアイ島生まれのロコ御用達ミツロウキャンドル
ハワイのカウアイ島で生まれた「アイランドソープ&キャンドルワークス」は、島で育ったココナッツやパッションフルーツ、そしてプルメリア等の香りをふんだんに使用した香り豊かなアイテムが魅力のブランドだ。中でも、煙のすすが出にくく、空気を清浄化すると言われるミツロウで作られた小ぶりで可愛らしいアロマキャンドルは、全部揃えて楽しみたいアイテム。寒い冬だからこそ、南の島のトロピカルな香りで気分もフレッシュに。
AUTHOR
横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。
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