スーパーインフルエンサーが手がける注目のネイルブランド「Lights LACQUER」
数多のビューティヴロガーの中でもダントツの人気を誇るキャスリーン・ライツ。世界トップ10インフルエンサーの常連の彼女が手がけるネイルブランドが、ローンチ以来話題だ。
「ビューティヴロガーとして2013年から活動していますが、初期にはどんなブランドも気軽にコラボをしないかと声をかけてくれていました。ですが、最近はもっとフォーマルな形になり、採算が会うかどうかなどの大きな期待が暗に込められることが多くなりました。それに以前はフォロワー10万人でブランドはとても前のめりになりましたが、現在では“マイクロインフルエンサー”に分類されてしまいます」。
米ウェブマガジン「Glossy」のインタビューで現在の彼女を取り巻く状況をこう語った“キャスリーン・ライツ”ことキャスリーン・フエンテス。キュートなルックスと懇切丁寧なビューティチュートリアルで、2013 年のユーチューバーデビュー以来トップに君臨する彼女は、数々のブランドとのコラボレーションを手がけ、現在自らのネイルブランド「Lights LACQUER」のCEOとして活動中だ。そんな彼女は、いちインフルエンサーが大手ブランドと肩を並べてビジネスを運営する難しさをこう続ける。
「例えば、今ブランドから新しいシャンプーのレビューを書いて欲しいと頼まれた場合、私は少なくとも1ヶ月間は試したいと思っています。ですが、それじゃ時間がかかりすぎるといって嫌がるブランドもあります。そんな時、私は「申し訳ありませんが、それが私の仕事のやり方なのです」と答えます。だって自分が製品を推薦するのだから、責任を持たなくてはならないでしょう?もちろん、気に入らなかった場合はその製品を返却します。以前はこんなやりとりにストレスを感じていましたが、今では私のこの正直な姿勢を理解してくれるブランドが増えました」と、SNSの進化とともに、インフルエンサーの発言には以前より重い責任が課せられていると語る彼女。同時に、ビジネス成功の秘訣は正直であることと、周囲を信頼することだと言う。
「以前私は、KLPolish というネイルビジネスを立ち上げましたが、色やテクスチャーにばかりこだわって、なんでも一人でやろうとして失敗してしまいました。でも今はとにかく、周囲の人を大切にして、わからないことはエキスパートに相談したりしています。なんでも一人でやろうとしないこと、そして信頼することがインフルエンサービジネスの成功の秘訣かもしれません」。
そんなネイルのエキスパートであるキャスリーンのセンスが光る「Lights LACQUER」の人気アイテムを早速チェックしてみよう!
AUTHOR
横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。
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