【ぽっこりお腹の方必見】内臓が下がる共通点5つ|楽ちん&効果あり!内臓の位置を整える改善ポーズ
下腹ぽっこりが恥ずかしくて、いつもダボッとした服で隠している…。食事を気をつけても運動をしても改善されない…。そんな方はもしかしたら、内臓が下がっている(内臓下垂)のかもしれません。そして内臓が下がりやすい方には共通点があるのをご存知でしょうか?当てはまる点があったら要注意!内臓の位置を整える楽々ヨガポーズで、さっそく改善を目指しましょう。
もしかしたらあなたも?内臓下垂チェック
内臓下垂とは、何らかの原因によって内臓が正常な位置よりも下がっている状態のことです。内臓が下がるとどんな症状が現れるのでしょうか?ぜひ皆さんも一緒にチェックしてみてください。
内臓下垂チェック
✓食後に下腹がぽっこりと出る
✓痩せているのに下腹だけ出ている
✓ダイエットしてもお腹だけ痩せない
✓頻尿または尿もれがある
✓便秘になりやすい
✓ぽっこり下腹に触るとパンと張りがある など
1つでも当てはまったら、内臓が下がっているサインかもしれません。ではどんな人が内臓下垂になりやすいのでしょうか?
内臓が下がりやすい人の共通点5つ
1.猫背や反り腰
姿勢を横から見た時、背中が丸まったり反ったりしていないでしょうか?姿勢が崩れていると内臓が下がりやすいです。猫背の場合、自分の重みで内臓を押し下げている状態に…。そして反り腰の場合も適切な腹圧バランスが乱れ、内臓が下がりやすくなってしまいます。内臓の位置を整える為に、まずは日々の姿勢を正すことから始めましょう。
2.運動不足
運動する習慣がない、デスクワークや車生活で運動する機会が少ない…という方は、どうしても筋肉が衰えがちに。腹部のインナーマッスルは内臓を正しい位置に保持する為に不可欠な筋肉です。時には車ではなく歩いてみる、エスカレーターではなく階段を選ぶ…など、日常の中で少しずつ体を動かしていってくださいね。
3.呼吸が浅い
普段自分がどんな呼吸をしているか、知っていますか?呼吸を司る横隔膜は、腹部の内側にあるインナーユニット(体幹を支えるインナーマッスル)の一部。呼吸が浅くなることで、実は腹部全体のインナーマッスルが働きにくくなっているのです。すると適切に腹圧がかからず内臓が下がりやすくなってしまいます。
4.出産経験がある
妊娠中、子宮が大きくなることで腹部の筋力が弱くなり、インナーユニットのバランスが崩れてきます。特に内臓を骨盤下から支えている骨盤底筋(こつばんていきん)という筋肉が大ダメージを負う為、産後は内臓を支えきれず下へと落ちてしまいやすいのです。産後の筋肉と靭帯が回復するには、ある程度の時間が必要です。無理な腹筋などは逆効果なこともありますので、じっくりと改善していきましょう。
5.トイレで無意識にいきむ
あまり一般的に知られていませんが、トイレで用を足す時いきむ癖があると内臓下垂が起こりやすくなります。皆さんはどうでしょう…?「別に私はいきんでないよ」という方も、ぜひ一度観察してみてください。急いでいる時など、お腹に力を入れ腹圧をかけて、早く終わらせようとしてはいないでしょうか?いきみを繰り返すと骨盤下の骨盤底筋に不要な圧がかかる為、内臓下垂の原因となることが考えられます。
楽ちん&効果あり!内臓の位置を整える改善ポーズ
筋力がない産後でも取り組める簡単なポーズをご紹介します。写真ではボルスターというヨガの道具を使っていますが、お持ちでない方はクッションや毛布を丸めたもので代用して行ってください。
やり方
1.ボルスターなど支えとなるものを用意する
2.あお向け/膝を立てる
3.お尻を持ち上げ、腰の下に支えを入れる
4.腰を支えに預けてホールド/1~3分ほど
×NG:支えが頭に近すぎる
5.支えを抜く/ゆっくりとお尻をおろす
ポイントはリラックスして深い呼吸を繰り返すことです。お尻を持ち上げること、そして横隔膜をしっかりと動かすことで、内臓の位置を改善する効果が期待できます。もしポーズをとることで腰が痛む場合は、支えを抜いてお休みしてください。無理なく続けて内臓を本来の位置に近付けていきましょう。
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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