2021年1月からハワイ州「新日焼け止め法」が施行｜環境に優しい日焼け止めの選び方おさらい

よく見る英語の日焼け止めのパッケージ表記

Broad Spetcrum

アメリカではSPF（UVB：紫外線B波への効果）の表記は義務付けられていますが、PA（UVA：A波への効果）の表記は必要ありません。その代わり、UVA＆UVBどちらにも効果があるという意味で、Broad Spetcrumと表記されています。

Water resistant

ウォーターレジスタント。耐水性。"up to ○ minutes" と「耐水性が○分持続」と書いてある場合が多いですが、水に入ったり汗をかいたりしたらこまめに塗り直すことが大切。

Reef safe/Reef friendly

珊瑚礁にも安全な成分を使っています。

SPF

”Sun Protection Factor”の略でUVB（紫外線B波）を防ぐ効果指数のこと。紫外線B波は短時間で肌に赤みや炎症を起こさせ、黒化につながりやすくなります。日本では50以上の数字がついているものは販売されていませんが、アメリカではSPF70〜100のものも販売されています。ただし数字が大きくなると肌への負担もかかるので、普段使いであれば、SPF30くらいでこまめに塗り直した方が効果的です。

ハワイの海洋環境を守るために

ハワイ外からこれらの成分の入った日焼け止めの持ち込みが禁止されているわけではありませんが、環境保護団体はハワイ州内で環境に優しい日焼け止めを購入するように勧めています。海には入らない場合でも、化学物質の日焼け止めを塗った後にシャワーを浴びると排水は結果的に海に流れ込んでしまいます。海に入っても入らなくてもハワイの美しい自然を維持するために、環境に優しい日焼け止めを使ってみてください。

ライター／寺岡早織

2003年からヨガを始め、その後ピラティスを始める。2010年BASIピラティスインストラクター資格（マット、マシン）を取得し、ピラティス指導を開始。結婚を機に2013年ハワイに移住し、その後もピラティス指導を続ける。2015年よりハワイでの日本人向けRYT200の解剖学講師を務める。2018年よりヨガ・ピラティスインストラクターに特化したプロフィール写真のカメラマンとしても活動を開始。2020年コロナ禍でのロックダウン中に念願の英語でのヨガティーチャートレーニング200時間を修了。趣味は絵を描くこと。Instagram （ピラティスアカウント）：@saori_pilates、Instagram（ハワイ写真アカウント）：@saori_hi_photography

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