NY在住人気ヨガフォトグラファーMikoに聞く｜効果的なSNS活用術＆ビジュアルブランディング

ビジュアルブランディングで「ファン」を作ろう！

「SNSを自分のビジネスに繋げるためには、たくさんのフォロワーも、インフルエンサーになる必要もありません！大切なのはビジュアルブランディング。伝えたいことを明確にし、『自分のファン』を作ること。そのためにSNSでどう発信するかはとても大切です。」（Mikoさん）

見落としがちなのがプロフィール。プロフィール写真に自分の顔がはっきりわかるものを使い、パッと見で何をしているのかがわかる内容にしましょう。個別の投稿では、写真の撮り方、写真の編集の仕方、文章の書き方などもとても大切です。

自分のしたいことを投稿を通して具体的に「見える化」していくのが大切。自分が作りたい世界観は何か、ターゲットとしたい人はどんな人たちなのか、その人たちの夢を叶えるためにどうサポートして行きたいのか、それを写真を使って表現していくのがビジュアルブランディング。

自分が言いたいことを伝えているばかりでは残念ながらあまり喜んでもらえません。SNSの向こう側に常にお客さまがいるということを考えていくことが重要です。

ビジュアルブランディング講座立ち上げの動機は？

「ヨガインストラクターの友人からよく聞くのが『ヨガが好きで、教えることが好きだからレッスンは無料でもいい』という言葉。確かにそのボランティア精神は素晴らしいかも知れませんが、無料で教えることは結果的に長続きしない場合が多いです」（Mikoさん）

ティーチャートレーニングを受けるにも、継続教育を受けるにもお金がかかります。スタジオのレンタル代、道具やプロップの購入費、ウェアの購入など、細かい例を挙げればキリがないですが、一つ一つにコストがかかります。

そのさまざまなコストを考えると、ヨガインストラクターとして「正当な報酬」を受け取るのは決して悪いことではありません。何か目的があってイベント的に無料クラスを提供するのであれば良いかも知れませんが、ヨガは本来日常の一部として行うもの。生徒さんにも単発的にやって欲しいものではないことを考えると、無料で単発のヨガクラスを提供することはヨガの理念に合致しません。

「人の役にも立ち、そして自分自身もヨガを教えるのが好きなのであれば、それを長く続けて欲しい、そのためにも正当な報酬を得て欲しい」という思いで、ヨガ＆ウェルネス系のビジネスを応援するために、講座を立ち上げました。

SNSを始めてから自分で模索し、本や他の人たちから学んだり、自分で実際に試してみたりして、何が効果的なのかが分かるまでにも時間を要しました。ただ、最終的なゴールはまだまだ先にあって、今はそのゴールへと向かう通り道に過ぎません。Mikoさんのビジュアルブランディングへの探究心は現在も継続中です。

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