NY在住人気ヨガフォトグラファーMikoに聞く|効果的なSNS活用術&ビジュアルブランディング
2016年にオーストラリア人のご主人とともにNYに移住したMikoさん。その後インストラクター養成コースに参加し、その修了式でトレーニング担当の講師からコース生のグループ写真を撮影を依頼されたのがきっかけでヨガフォトグラファーとしての活動を開始。
最初はNY在住のインストラクターを撮影していたので、WebサイトもSNSも英語のみで運営していたところ、SNSを通じて日本人の方から撮影依頼がきた時に、日本語のインスタグラムも始めました。
SNSの投稿で大事にしてることは?
「個人的には原色のはっきりした写真が好きで、元々はカラフルな写真をメインに投稿していました。NYはレンガやコンクリート作りの建物も多く、グレー系の色味が多いので、それを活かす編集の仕方を模索して、今のような雰囲気に落ち着きました。全ての写真に統一感を出すスタイルに変えてからというもの、クライアントが写真のイメージを持ちやすくなりSNSを通じての撮影依頼が増えました」(Mikoさん)
フォトグラファーとして気をつけていること
「クライアントに『この写真を使って何をしたいのか』を徹底的にコミュニケーションを取るようにしています。Webサイトに使いたいのか、インスタに載せたいのか、それともポーズを練習する過程を残したいのか。人それぞれ目的が違うので、それをコミュニケーションを図ってすり合わせをしていきます。そうでないとどれだけ見栄えのいいポーズを撮影しても、クライアントのニーズにに添えない場合があるのです。
過去にそのすり合わせがうまくいかず、写真を納品した時に『これは自分の求めるものじゃない』と言われたこともあるのだとか。NYには同じ英語を話していても、色々なバックグラウンドの人がいるため、お互いのすり合わせのためにとことんまでコミュニケーションを図ることがとても大事だそうです。そういう学びも全てクライアントとのやりとりの中にヒントがありました」(Mikoさん)
今後の目標は?
ヨガやピラティスはもちろん、フィットネス系のインストラクターがトレーニングやワークショップなどで訪れる方の多いNY。そういった方達に少しでも力になりたいと英語ヨガの配信を始めました。英語ヨガの動画は無料で見ることができます。
MikoさんのInstagramは(英語)@mikohafez(日本語)@mikonewyork をチェックしてみてください。
ライター/寺岡早織
2003年からヨガを始め、その後ピラティスを始める。2010年BASIピラティスインストラクター資格(マット、マシン)を取得し、ピラティス指導を開始。結婚を機に2013年ハワイに移住し、その後もピラティス指導を続ける。2015年よりハワイでの日本人向けRYT200の解剖学講師を務める。2018年よりヨガ・ピラティスインストラクターに特化したプロフィール写真のカメラマンとしても活動を開始。2020年ロックダウン中に念願の英語でのヨガティーチャートレーニングを修了。趣味は絵を描くこと。 Instagram (ピラティスアカウント):@saori_pilates、Instagram(ハワイ写真アカウント):@saori_hi_photography※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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