12星座共通/9月の運勢【アストロロジー・ライター、Sayaの マインドフルネス占星術】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わり始めます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネス占星術のスタートです。
9/2の14時台にうお座で満月があります。うお座は、自他の境界がない感情を表し、この満月では強い不安感が出てくるかもしれません。
うお座には守護星の海王星が滞在していますが、毎年、海王星が「逆行」すると、所在なさのようなものを抱え、地に足がつかないまま、さまよう人が出てきます。2020年の「逆行」は、6月23日から始まっていて、うお座の満月の頃は、それがとても強くなるでしょう。満月前夜の9/1は瞑想をして、そんな自分の心をじっくり見つめてみるといいでしょう。当日、9/2の午前中も、いろいろな感情に揺り動かされそうなので、ヨガをして、それらから自由になってみて。
その後、月は欠けていくサイクルに入りますが、9/6に思考や伝達の星・水星がてんびん座に、愛と美の星・金星がしし座に入ると、人との交流が楽しくなりそう。ただ、9/10からは行動や戦いの星・火星がおひつじ座で「逆行」。トラブルも起こりやすいし、自分の内側でも荒れ狂うものがあるかも。9/17のおとめ座の新月では、ある程度、海王星の不安感に境界線を引くことになりますが、その後、また月がふくらんでいき、10/2のおひつじ座の満月へとつながっていきます。やぎ座に星が多いことから、「もっとがんばらなければ」と思い、自分に厳しくしていると、他者にも厳しくなってしまうもの。自分の中の小さなわがまま、人生の遊びの部分を許していくことがきっと今は大切です。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が10月5日に発売予定。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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