ウイルス対策の盲点！？清潔な髪＆頭皮環境を保つためのヘアケアアイテム

ウイルスは髪にも付着している！？

ビューティージャンキーと自らを称するセレブ、クリッシー・テイゲンは「OLAPLEX」、エミリー・ラタコウスキーは「ケラスターゼ」、そしてシンディ・クロフォードは「Kevin Murphy」等々、自らの髪質を知り尽くしたセレブには定番のヘアケアアイテムがある。

その理由をエミリーはこう公言している。「髪がスーパークリーン（＝清潔）になるから」——この“清潔”というのは、ある意味これからのヘアケアでよりクローズアップされるポイントになるかもしれない。

というのも、あの大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号で検疫官がウイルスに感染した、というニュースは記憶に新しいだろう。当時任務に当たった検疫官はWHOのガイドラインにしたがって医療用のマスクと手袋はしっかり着用し、作業が終わるたびに消毒もしていたという。しかし、全身を覆う防護服を着用していなかったことが大きく問題視されていた。とは言え、ウイルスはどこから侵入したのか？そこで専門家の間で浮上したのが、“髪の毛”に飛びついた飛沫が手に付着した可能性だった。コロナウイルス対策はインフルエンザ対策とほぼ同じく入念な手洗い、洗髪、睡眠、栄養、免疫力の強化等々と言われている。そんな視点から、清潔な頭皮環境を保つためのヘアケアアイテムを紹介したい。

オージュア／清潔で健康な頭皮環境の免疫を上げるために

「腸内フローラ」とはよく耳にする言葉。これは腸内に存在する細菌群のことで、病原菌が棲みつくのを阻害したり免疫系統を活性化するなど、人体にポジティブな作用をもたらしている。“フローラ（植物群集）”と呼ばれる理由は、かつて細菌は植物に分類されていたためだ。そしてこのフローラは頭皮の地肌表面にも存在しており、健康な地肌と美しい髪の育成に必要不可欠な土台作りに貢献している。そんな「スカルプフローラ」のバランスを整え、健やかに保つために開発されたのが「オージュア」のスカルプケアシリーズの「グロウシブ 」と「フォルティス」だ。心地良い香りで包み込みながら、スカルプのコンディションを整えつつ、髪や地肌に付着した汚れをしっかりオフ。使うたびに地肌と髪の質が上がるのが分かる。今の自分の髪＆頭皮コンディションにピッタリのアイテムを選ぶためにも、サロンスタイリストに選んでもらうことをおすすめしたい。

オーセンティック ビューティ コンセプト／サロンのプロによる定期的なクレンジングでいつも清潔に

例えばきちんと歯磨きをしているつもりでも、定期検診で「結構磨き残しがありますよ」と言われてしまった経験がある人もいるだろう。同様に、自分ではちゃんと髪と頭皮の汚れをしっかり落としているつもりでも、サロンのプロからみるとそうでもなかったりするかもしれない。それなら髪の健康チェックも兼ねて、サロンのプロに徹底的にクレンジングしてもらうのはどうだろう。そこで注目したいのが、昨年の登場以来話題のオーセンティック　ビューティ　コンセプトのディープクレンジングだ。高密度の泡立ちに加え、何と言ってもヴィーガンならではの天然由来成分が髪と頭皮に優しくアプローチしつつ、しっかり洗浄してくれる。仕上げにさらさら水のようなテクスチャーで髪をダメージからガードしてくれるオイル（市販あり）と併用すれば、清潔な頭皮＆髪環境は万全だ。

SABON／死海の塩のスクラブで、頭皮のディープクレンジング

スキンケアやボディケアのスクラブは良くあるけれど、頭皮のスクラブとは目から鱗。サボンで見つけたこの「ヘッドスクラブ」は、、死海の塩（塩化Na）が頭皮の毛穴の詰まりや普段のシャンプーでは落としきれない汚れをきっちり落としてくれる。ユチャ（※1）・マルラ（※2）・アビシニアン（※３）の３種類のオイルが頭皮に必要な潤いをもたらし、洗い上がり滑らかでまとまりやすく指通りの良い髪へと導いてくれる。ジャスミンの上品ですがすがしい香りに包まれて軽くマッサージすれば、至福のバスタイムが楽しめる。

（※1...ユチャ種子油　※2...クランベアビシニカ種子油　※３...スクレロカリアビレア種子油）

ライター／横山正美
ビューティエディター／ライター／翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」「etRouge」（日経BP）「NikkeiLUXE」等のメディアでセレブリティインタビューを始めビューティ関連の執筆活動中。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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