コロナ第二波に備えて今から始めよう!海外で話題の免疫力アップ法
世界中で混乱を巻き起こしたCOVID-19(新型コロナウィルス肺炎)。感染拡大を防ぐために世界各地でロックダウンが実施され、日本でも「緊急事態宣言」となり私たちの暮らしはコロナ禍の渦の中に巻き込まれました。経済活動や学校生活などが徐々に再スタートとなりましたが、気の抜けない状況は続きます。そこで今回は、シンガポール在住の筆者が海外で実践されている免疫力アップ方法をご紹介します。
運動
日本、そして世界中で健康意識が高まり、運動する人が増えました。実際に、運動と免疫力には深い関係があると言われています。
平熱が36度以下という「低体温」の人が現代には多くいると言われています。人は体温が下がると血液の流れが滞り免疫力を低下させてしまいます。血液の中には免疫機能を持った白血球が存在しますが、血液の流れが悪いと白血球の働きも鈍くなりウイルスや細菌に負けやすくなってしまうのです。
そして低体温の原因の一つが筋肉量と考えられています。女性は男性に比べて体が冷えやすく”冷え性”が多いのは筋肉量が少ないから。筋肉は人の体の熱生産器官のため、筋肉力が少ないことで体温も下がります。
つまり、免疫力アップには運動をして筋肉量を維持しておくことが欠かせません。
太陽光を浴びる
筆者の住むシンガポールをはじめ、東南アジア各地では”あえて”太陽光を浴びてウィルスを撃退しようとする人が急増しています。アジアでは、肌の色や薄さと社会的階層が関連づけられている歴史がありこれまでは太陽光を避けるのが一般的でした。
それが米政府高官がこの程、新型コロナウィルスは太陽光によって急速に不活性化するとの研究結果が発表されたことによってその価値観を180度変えるまでに。この研究は検証中のものではありますが、日中に日に光を浴びることで自律神経に作用して生活習慣が整いウイルスに負けない体を作ることに一役駆ってくれることは期待できるでしょう。
食事方法
免疫力を上げるために欠かせないのが『食事方法』。中華系、インド系、マレー系などから成る多民族国家のシンガポールでは様々な食事方法を実践している人が多くいるのが特徴です。中でも、東洋医学やアーユルヴェーダをベースとした食事方法は免疫力を上げるために効果的と中華系やインド系の人意外からも注目を集めています。
東洋医学
東洋医学には『薬食同源』と言う言葉があり「薬も食事も体を養うためのもので、毎日の食事は薬と同じ」と言う意味を持ちます。それは”健康で有り続ける”ということを重要と考えている東洋医学の根本的な考え方を知れば理解できることかもしれません。つまり、毎日の食事こそが一番の薬であると言う考え方です。
気軽に取り入れられる東洋医学の免疫力アップ食材は『生姜』。生姜は、すりおろして冷凍しておけば、お味噌汁にプラスしたり、ジンジャーティーに作ったり、幅広く活用することができますよ。
アーユルヴェーダ
インドで生まれた最古の伝承医学と言われるアーユルヴェーダは様々な健康法、予防法が詰まっています。中でも「白湯」は、誰でもできる免疫力免疫力アップを助けるスーパードリンク。朝起き抜けに、人肌程度に冷ました白湯をいっぱい飲むのがおすすめです。
ご紹介したものはどれも今日からできる簡単なものばかり。コロナ第二波に備えて健康な体を維持できるように過ごしましょう。
ライター/桑子麻衣子
シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインスタクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステイナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。 House of Emma: https://house-of-emma.com/
参考資料:サワイ製薬「サワイ健康推進課」
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