safehands！五感を癒す芳しい香りのアイテムでラグジュアリーな手洗いタイムを

手洗い習慣をラグジュアリーなハンドケアタイムに

コロナウイルス対策の中で最も有力な予防法は“手を洗うこと”。SNS上ではセレーナ・ゴメスやオリヴィア・ワイルド、そして名曲「I will survive」をバックに手洗いを披露した大御所歌手グロリア・ゲイナーらが参加し、手を洗うことの重要性を説いた「＃safehandsチャレンジ」は日本を含む世界各国で大流行した。

さて、ここに国立医療品食品衛生研究所が手洗いの時間の長さとウイルスの残存率の関連を調べたデータがある。手洗いをしない場合のウイルス残存数を約100万個とすると、流水のみで15秒で約1万個、ハンドソープで10〜30秒もみ洗い＆15秒間すすいで約数100個、ハンドソープで60秒もみ洗い＆15秒間すすいで約数10個、さらにハンドソープで10秒もみ洗い＆15秒間すすぎを２回繰り返したところ、約数個にまで減少したという。また手洗いのタイミングとして有効なのは帰宅後、調理の前後、（公衆／自宅の）トイレの後、ゴミや嘔吐物、排泄物等を処理した後とのこと。これはコロナウイルスに限らず、ノロウイルス等にも有効だと言われているので、心しておきたいところだ。そこで今回はウイルス予防を鑑みつつ、気分を上げてくれるラグジュアリーなハンドケアアイテムをピックアップしてみた。

クレ・ド・ポー ボーテ／機能とラグジュアリーが共存するベストハンドケア

「クレ・ド・ポー ボーテ」というと女優のフェリシティ・ジョーンズら世界のセレブ御用達のファンデーションやスキンケアが有名だが、ハンドケアもかなりの銘品だ。ここに紹介する「クレームプールレマン」（ハンドクリーム）は独自のイルミネイティングコンプレックス配合で、手を洗い過ぎて荒れてしまった肌はもちろん、敏感な手元もしっかり潤しながらUVや外的刺激からも守ってくれる。また、ささくれなど指先の小さな傷などからも菌が侵入しやすいとも言われているだけに、常に滑らかな指先を保つためも必ずリペアオイル「ユイルレパラトゥリス」（全身に使用可能）でネイルまできちんといたわってあげたいところ。“薬局”からスタートした資生堂の最高峰「クレ・ド・ポー ボーテ」だけに、実力とラグジュアリーを極めたハンドケアは是非とも常備しておきたい。

グタール／パリ発フレグランスメゾンが贈る、美しく芳醇なボタニカルの世界

調香師のカミーユ・グタールが手がける“香りの物語”で世界中のコレクターを魅了する「グタール」のハンドケアの魅力は、五感を癒すボタニカルの香りだ。ここに紹介するシトラスハーブベースの香調がフレッシュな“イタリー”の他、ブラックカラント等のワイルドフラワーの温かみが魅力の“ジャルダン”、そしてオリエンタルな香調の“オリアン”の３種がラインナップ。シアバターなどの厳選された有効成分がべとつくことなく手をしっかりと潤すハンドクリームと、とろりとしたテクスチャーでみずみずしく洗い上げるハンドウォッシュをペアで使えば、グタールの香りの世界を余すところなく楽しめる。ちなみにハンドウォッシュのポンプボトルはリサイクル可能、ハンドクリームにもメタルチューブを採用したところに自然をリスペクトしながら美を紡ぐグタールならではの環境への心遣いが光る。

レ・メルヴェイユーズ ラデュレ／ママ＆キッズのための、ラグジュアリーにハンドウォッシュタイム

先のハンドウォッシュ チャレンジで双子の子供たちとの手洗いの様子をSNSにアップしたのが永遠の歌姫、マライア・キャリー。彼女のように「子供と一緒に楽しみながら手を洗おう」というコンセプトのもとに生まれたのが「レ・メルヴェイユーズ ラデュレ」の「フェイス & ボディ フォーム ウォッシュ フォー マザー & チャイルド」だ。肌に優しい処方でありながら、汚れはしっかりとオフ。ふんわり泡立ち豊かで全身に使えるのが嬉しいアイテムだ。併せて使いたいのが、乙女心をくすぐるレトロロマンチックなルックスが魅力のハンドクリーム。ダマスクローズ等の優雅な香りとライトなテクスチャー、そして浸透性の高いエモリエントオイルが手元に素早く潤いをもたらしてくれる。べとつきもないから、乾燥を感じたらこまめに使いたい。

ライター／横山正美
ビューティエディター／ライター／翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」「etRouge」（日経BP）「NikkeiLUXE」等のメディアでセレブリティインタビューを始めビューティ関連の執筆活動中。

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