実は間違って理解している人が多い!? 「太らない体」を作る正しい食べ方【特別対談】
太らない三原則で美ボディをキープ。ヨガポーズも効果的
根本:脂肪細胞はどんどん増える、ということも知っておいてほしいですね。脂肪細胞は余分な脂肪を取り込み、最大で約3倍にまで膨れ上がります。さらに一定のキャパシティを超えるとどんどん増殖するんです。そして、一度増殖すると二度と元の数には戻らない。
菅井:だから子どもの頃に太っていた人は、大人になっても痩せにくい傾向にあるんですね。というか、いつでも何歳からでも、いくらでも太れるということに驚きですよね…。
根本:太らないための三原則は、「①入れすぎない・②吸収をブロックする・③しっかり燃やす」です。①は食べ過ぎないようにすること、満腹感が得られない原因については後ほどお話しますね。②は食物繊維には余分な脂分や糖の吸収をブロックする働きがあるので、最初に野菜を食べてブロックの準備をしておくといいでしょう。さらに食物繊維は腸内の善玉菌の餌になるので、腸内環境を整える意味でも積極的に摂ってください。
菅井:野菜から食べ始めるベジファーストな食べ方が推奨されていますが、それには根拠があるんですね。きちんと根拠がわかると続けたくなります。以前なら冷えを気にしてサラダを敬遠していたけど、今は野菜入りのお味噌汁など体が冷えない調理法でベジファーストを実践しています。
根本:③の「燃やす」ための運動について、ヨガインストラクターの悦子さんからアドバイスは?
菅井:股関節や肩甲骨など体の付け根部分から動かすと、効率よくエネルギーを燃やせます。スクワットをするなら膝ではなく股関節からアップダウンさせるイメージで。ヨガのポーズでも体の使い方を意識してみて。トレーニングで意識付けした体の使い方を、歩く、階段を上るという日常の動作でできるようになるとエネルギーの燃焼効率が高まります。
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