【頑張っているのに痩せない…】ダイエットに疲れた人の体と心をいたわる「アヒムサ呼吸」

【頑張っているのに痩せない…】ダイエットに疲れた人の体と心をいたわる「アヒムサ呼吸」
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「食事を減らしているのに、なかなか痩せない」「頑張って運動しているのに、つい間食してしまう」そんなとき、さらに食事を減らしたり、運動量を増やしたりして、自分を追い込んでいませんか?実は、ダイエット中の食欲には、ストレスや睡眠、生活リズムなども関係しています。だからこそ、体重を減らすことだけに意識を向けるのではなく、まずは自分の心と体の状態を知ることも大切。そこでヒントになるのが、ヨガ哲学の「アヒムサ(Ahimsa)」という考え方です。

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ストレスと食欲には関係がある

食欲は、「意志の強さ」だけでコントロールしているわけではありません。体内では、食欲に関わるグレリンやレプチンなどのホルモンをはじめ、脳の視床下部などがエネルギー状態を感知し、食欲や満腹感の調整に関わっています。

そこにストレスがかかると、コルチゾールなどのストレス関連ホルモンが変化し、食欲や食べたいものの選択に影響することがあります。特に慢性的なストレスや睡眠不足が重なると、「お腹が空いているわけではないのに、甘いものが欲しくなる」「つい食べすぎてしまう」といった食行動につながることも。

だからこそ、食べすぎてしまったときに、すぐに「自分は意志が弱い」と責めるのではなく、「最近、ストレスが溜まっていなかったかな?」「ちゃんと眠れているかな?」と、自分の心や体の状態を振り返ってみることも大切です。

暴食
イラストAC

「もっと頑張る」が、かえって負担になることも

ダイエットというと、「食べない」「我慢する」「もっと運動する」と、自分に厳しくすることが成功への近道だと思いがちです。でも、頑張りすぎることでストレスが増えれば、食欲や食行動にも影響する可能性があります。

そこで取り入れたいのが、ヨガ哲学の「アヒムサ=非暴力」という考え方。アヒムサは、他者を傷つけないという教えですが、自分自身に対しても必要以上に傷つけたり、厳しくしたりしないという意味で、日常に取り入れることができます。また、他人や世の中の「こうあるべき」という価値観と自分を比較して、自分を責めすぎないことも大切です。

例えば、「昨日食べすぎたから、今日は食べない」と自分に罰を与えるのではなく、「昨日は少し食べすぎた。今日は体を整える食事をしよう」と考えてみる。
「運動できなかったからダメ」ではなく、「今日は疲れているから、軽く体を動かして休もう」と考えてみる。
このように、自分を責めるのではなく、自分の状態を理解して、今できることを選ぶ。それも、アヒムサをダイエットに取り入れる一つの方法です。

まずは1分。胸とお腹に手を当てる「アヒムサ呼吸」

ストレスを感じたときや、食べたい気持ちが強くなったときは、すぐに「食べる・食べない」を決めるのではなく、一度立ち止まって自分の状態を観察してみましょう。
おすすめなのが、胸とお腹に手を当てて行うシンプルな呼吸です。

<やり方>

1. 楽な姿勢で座るか、仰向けになります。目を閉じ、片方の手のひらを胸に、もう片方をお腹に当てます。

2. 鼻からゆっくり息を吸います。胸やお腹が自然にふくらみ、手のひらが動く感覚を感じましょう。

3. ゆっくり息を吐きながら、肩やあご、お腹に入っている余計な力を抜いていきます。

4. 3〜5呼吸ほど心地よく呼吸を繰り返しながら、自分の状態を静かに観察してみましょう。

呼吸
photo by Kurara Mito

ダイエットをしていると、体重という数字に一喜一憂してしまうことがあります。でも、体は機械ではありません。食欲や体重には、食事だけでなく、ストレス、睡眠、活動量、ホルモンなどさまざまな要素が関係しています。思うようにいかない日があっても、「自分の意志が弱い」と決めつけなくて大丈夫。

まずは胸とお腹に手を当てて、自分の呼吸を感じてみる。そして、「もっと頑張らなきゃ」ではなく、「今の私に必要なものは何だろう?」と、自分の体に問いかけてみてください。

ヨガ哲学のアヒムサは、ダイエットを諦めるための考え方ではありません。自分を傷つけるような無理をせず、自分の体と心を大切にしながら、健やかに変わっていく。そんなダイエットのあり方を考えるきっかけを与えてくれるのです。

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