Sayaの星占い(おひつじ座)/12月の運勢【スピーディに動き、新しい成長の種を意識する】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
おひつじ座/12月の運勢
スピーディに動き、新しい成長の種を意識する
12月1日には愛と美の星・金星が、12日には思考や伝達の星・水星がおひつじ座さんにとっての「ステップアップ」の部屋に入ります。ここには守護星の行動や戦いの星・火星も入っています。そのため、11月はのびのびと自由に動き、成長したい気持ちが勝っていた、そして、スピーディに動いていました。でも、12月はそのスピーディさを楽しめるように。中旬になると、水星の影響で、さらなるスピードアップを目指したくなるとともに、「ここではないどこか」に気持ちは飛んでいきそう。水星は、10月29日〜11月19日もここに滞在していたので、その頃、取り組んだことを別のプランで試してみるとよさそう。
そんななか、12月5日には「環境や伝達」の部屋で満月があります。伝えたい思いがあると、相手とも共有できる感覚がありそうです。10日には境界を溶かす星・海王星も「順行」します。不安の波はだいぶ落ち着き、飲み込まれるような感じは薄れていくでしょう。
15日には火星が、22日には太陽が、25日には金星が「キャリアやライフワーク」の部屋に入るので、「自由さ、旅や学び」に向かっていた気持ちは社会的な達成やポジションへの要求に変わっていくはず。この間、20日の新月ではこれまで種を蒔いてきたことから、新しい成長の芽が出てきて、変化が感じられそう。それはワクワクすることのはず。
月がおひつじ座に入るのは12月27日から29日にかけて
年の瀬ですが、月の到来で明るい気分に。来年に向けて、アイデアもいろいろ湧いてきそう。
占い・文/Saya
東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
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Instagram @sayastrology
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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