朝のひと工夫！ひと振りで脂肪燃焼モードON、集中力と代謝も高まる「シナモンコーヒー」のすすめ

シナモン入りコーヒーで期待できること

コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があり、眠気覚ましや集中力を高める働きがあります。
そこにシナモンをひと振り加えることで、次のような相乗的なサポートが期待できます。

・血糖値の上昇を緩やかにして、脂肪蓄積を抑える
・抗酸化成分が豊富で、代謝アップや老化予防に寄与
・香りによるリラックス効果と集中力アップ

つまり、ただの朝コーヒーが“脂肪燃焼＋集中力ブースト”ドリンクに変わるのです。

どんなシナモンがいいの？

シナモンには「カシア」と「セイロン」の2種類があります。

セイロンシナモン：香りがやわらかく、抗酸化作用・血糖値抑制効果が高い

カシアシナモン：香りが強く、手軽に手に入りやすいがクマリン含有量が多いため、摂取量に注意

ポイント：1日1杯のコーヒーなら、シナモンは小さじ1/4～1/2程度が目安です。

コーヒー＋シナモンの楽しみ方

・挽いたコーヒー豆に直接振りかける：ドリップするときにコーヒー粉にシナモンを混ぜると、香りがより豊かになります。
・カップに淹れた後にひと振り：手軽に実践できて、香りの強さを好みで調節できます。
・ミルクや豆乳との相性も抜群：シナモンラテ風にすれば、香りとコクが引き立ち、満足感もアップします。

ワンポイント：シナモンを加えることで自然な甘味を感じやすくなり、砂糖や甘味料の量を減らしてもおいしくいただけます。

まとめ

毎朝のコーヒーにシナモンをひと振りするだけで、脂肪燃焼のサポート、血糖値コントロール、集中力アップなど、嬉しい効果が期待できます。
特別な材料は不要。コーヒーとシナモンがあれば手軽に始められます。
朝の“ひと振り習慣”で、1日をすっきりスタートさせましょう。

注意点

・シナモンは1日あたり小さじ1/4～1/2程度が目安
・妊娠中の方や持病のある方は、使用前に医師に相談を。
・カフェインの摂り過ぎに注意し、体調に合わせて摂取量を調整しましょう。

参考文献

厚生労働省 e-ヘルスネット「シナモン［ハーブ – 医療者］」

Jerusalem Post「Adding cinnamon to your coffee will speed up your metabolism – study」

記事監修／亘美玲

管理栄養士。病院栄養士を7年経験後、食品会社で約15年間メディカルサプリメントや機能性表示食品の商品開発責任者として従事。2児の母で、自身の妊娠と出産、離乳食作りの経験から母子栄養の研究を重ね、産前産後ママの栄養サポート、栄養相談、料理教室、レシピ提案、執筆、栄養学講座の活動を行っている。離乳食や調理の基本についてSNSでも発信をしている。