前ももの張り&姿勢不良改善!うつ伏せ前ももストレッチ
前ももは私たちの日常動作に欠かせない筋肉だからこそ、知らず知らずのうちに疲労が溜まりやすく、筋肉が硬くなりやすい部位です。前ももをしっかり伸ばして筋肉の柔軟性を取り戻すことで、脚の軽さや姿勢が整うのを実感できます。今回は、うつ伏せで片足の甲をつかんで行うシンプルな前ももストレッチをご紹介します。お家でゆっくりしながら、ぜひトライしてみてくださいね。
前ももの筋肉にはどんな働きがある?
前ももには大腿四頭筋と呼ばれる大きな筋肉群があります。太ももの前側を覆い、膝を伸ばす・股関節を曲げるといった基本動作に深く関与している筋肉です。歩行や階段の上り下り、ランニングなどあらゆる日常動作を支える縁の下の力持ちであり、特にスポーツやフィットネスでは力強さや安定感に直結します。
もし大腿四頭筋が硬くなってしまうと、骨盤が前に引っ張られて腰が反り、腰痛や股関節の違和感を引き起こしやすくなります。さらに膝関節への負担も増えるため、膝痛や太ももの張りにつながることも。デスクワークで座りっぱなしの人や、ヒールを履く習慣がある人は特に硬くなりやすいので要注意です。
続けることで得られる嬉しい変化
大腿四頭筋をストレッチで伸ばすと、脚全体の血流が促進され、むくみや冷えの改善につながります。さらに、骨盤の前後バランスを整える効果も期待でき、腰や背中にかかる余計な負担を減らすことができます。前ももの緊張がゆるむと脚の動きがスムーズになり、自然と歩き方や立ち姿が美しくなるのも大きなメリットです。
ストレッチを習慣化することで、まずは「脚が軽くなる」「姿勢が楽になる」といった変化を感じやすくなります。さらに柔軟性が高まることで、歩幅が自然に広がり、ランニングやウォーキングがスムーズに。血流が良くなることで疲労回復も早まり、冷えやむくみの改善にも効果的です。続けるほどに、スタイルアップや代謝アップといった嬉しい変化も期待できるでしょう。
前ももの張り改善!うつ伏せ前ももストレッチ
<やり方>
1)うつ伏せになり、右膝を曲げます
2)右手で足の甲をつかみ、つま先を丸め込むようにしながら右のお尻外側方向へ引き寄せます。腰が反らないよう、恥骨を床方向へ少し押し下げる意識で足を引き寄せると、さらに前ももの伸びが感じられます
動画で動きを確認したい方はこちら
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