Sayaの星占い(てんびん座)/4月の運勢【てんびん座の満月には状況が整理される】


なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
てんびん座/4月の運勢

境界線を引きたくなる。てんびん座の満月には状況が整理される
3月29日にてんびん座さんにとっての「人間関係」の部屋で新月&日食が起こり、30日に境界を溶かす星・海王星もここへ入りました。思考や伝達の星・水星、守護星の愛と美の星・金星も「逆行」しているので、相手に影響されすぎ、尽くしすぎていたことがあれば、主導権を取り戻そう。もう少し自分のことをがんばろう。そんな気持ちになりやすいかもしれません。自分にとって大切なものを見極め、境界線を引き直したくなりそうです。
そんななか、4月7日には水星が、13日の満月には金星が「ルーティンワークや日常生活」の部屋で「順行」します。この満月は、てんびん座さんの頭上で起こるので、この頃になって、混沌とした状況が整理されてくるのかも。18日には行動や戦いの星・火星が「仲間や未来」の部屋に入るので、友人関係なども活発になりそう。自分らしく個性をもって輝いている人たちとの関わりも増えて、あなた自身もポジティブになれそうです。
ただ20日には太陽が「潜在意識」の部屋へ入ります。28日にはこの部屋で新月もあります。少し落ち着いて、今までがんばってきた分を取り戻そうとしたり、ゆっくりと何かに取り組んだりと、自分らしいペースで歩めるようになる時期です。今までの世界が失われても、また作り出せばいいのだという一種の安心感のようなものも出てくるでしょう。
月がてんびん座に滞在するのは4月11日から13日にかけて
13日がてんびん座の満月。この日には守護星の金星も「順行」するので、気分もアップ。
占い・文/Saya

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
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イラスト/maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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