パートナーがコンドームを使ってくれない…。ケンカにならないように話し合うには?性の専門家が回答

 パートナーがコンドームを使ってくれない…。ケンカにならないように話し合うには?性の専門家が回答
イラスト/鈴木七代

体の健康管理について、様々な情報があるなか「性のお悩み」だけは…正解を見つけづらい…家族や友だちにも聞きづらいし、誰に相談したらよいかもわからない。そんなストレスを抱えることはありませんか?このコーナーでは、セックス、セルフプレジャー(マスターベーション)、カラダや性にまつわる読者のお悩みに、性の専門家として活動する4名のスペシャリストがリレー形式で回答!自分らしいセクシャルウェルネスを探求する、きっかけにしてみて!

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Q.パートナーがコンドームを使ってくれない…。ケンカにならないように話し合うにはどうしたらよい?(30代前半・女性)

コンドームを使ってくれないというのは、パートナーシップや信頼に関わることなので慎重に話し合いたいですよね。そのためにはまず、自分の気持ちや不安を伝えることが大切です。ここで5つのポイントをご紹介しますが、何よりも相手を責めるのではなく、共に解決したいという姿勢を忘れないようにしてくださいね。

落ち着いたタイミングで話す:感情が高ぶっている時や、急いでいる時に話すとお互いに冷静になれません。リラックスできる状況やお互い落ち着いている時間に切り出すのがおすすめです。

自分の気持ちを伝える:今の正直な気持ちを伝えてみてださい。例えば、「コンドームを使ってもらえると、安心してもっとお互いを大切にできると思う」というように、自分がどう感じているかを伝えると、相手に受け入れられやすいです。

イラスト/鈴木七代
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理由を聞いて解決策を一緒に考える:相手がなぜコンドームを使いたくないのか、その理由を聞いてみてください。そしてどうすればいいのか、一緒に考えることができれば、解決策が見つかるでしょう。

共通のゴールを見つける:例えば、二人の健康やお互いの安心感を大切にしたいという共通のゴールを見つけられたら、話し合いに後ろ向きな彼であっても、自然と話し合いが前向きになるでしょう。

専門家の意見を参考にする:もし話し合い事態や問題の解決が難しいと感じる場合、カップルセラピーや性教育の専門家に相談するのも一つの方法です。専門家の視点を借りることで、新たな理解や解決策が見つかりますよ。大切なことは、お互いを尊重し合い、理解しようとする姿勢です。これが前提にあれば、ケンカではなく建設的な話し合いができますよ。

今回答えてくれたのは…まつだ

1988年生まれ。フェムテック専門アドバイザーとしてフェムケア製品をメインにコラム執筆や製品のアドバイスなどを行い、累計実績は2,000件以上。PMSとの付き合い方や正しい性教育の発信にも力を入れている沖縄のシングルマザー。

X https://twitter.com/snow_rabbit_84

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seseアンバサダー

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『sese』は、性を学べる「日本初」のプレジャーアイテムのサブスクリプションサービス。誰もが性を安心して自由に楽しめる社会づくりに貢献するために、アイテムだけではなく正しい性の情報が学べる。4人のアンバサダーが「誰も教えてくれなかった、大切なこと」をseseオリジナルコンテンツで配信中。ココロとカラダも輝くセクシャルウェルネススクールとして、あなたを応援。【 クラウドファンディングを行っています!詳細はこちら】https://camp-fire.jp/projects/view/757563



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