【トマト】甘いトマトは「お尻」を見ればわかる?鮮度を維持する保存方法とは?管理栄養士が解説
夏の太陽をたっぷり浴びて、甘味と栄養が凝縮されたトマト。サラダやパスタ、スープなど、様々な料理に欠かせない存在ですよね。ただトマトにも個体差があって、食べてみたらイマイチということも。今回は、おいしいトマトの選び方と長持ちする保存方法をご紹介します。
おいしいトマトの選び方とは?
スーパーでトマトを選ぶ時、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?
①トマトのお尻にスターマークがある
お尻に星形の白い筋が入っているものは、完熟しており、甘味が強い傾向があると言われています。
②トマトのヘタが緑色でピンとしている
トマトのヘタが青々としているものは収穫してから時間が経っていない証拠。一方、茶色くなっていたり、萎れているものは、収穫から時間が経っている可能性が高いです。
③重さのあるもの
手にとってずしりと重さを感じるものは、みずみずしくて味が濃く、味わいが良いとされています。
長持ちするトマトの保存方法とは?
トマトをおいしく保存するにはどのようなことに気をつければいいのでしょうか?
・常温保存
品種にもよりますが、トマトの色が薄く、緑色の部分があるものは、まだ完熟していない状態。その状態のトマトは、 常温で保存し、追熟させましょう。ただし、直射日光や高温を避け、風通しの良い場所で保存してください。
・冷蔵庫保存
完熟したトマトは、冷蔵庫で保存しましょう。完熟すると傷みやすいので、一つずつペーパータオルに包んで、ヘタを下にしてポリ袋に入れて口を閉じると長持ちしますよ。野菜室で保存すると2週間ほどもちます。
・冷凍保存
長期保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。手軽に保存したい時は、丸ごとジップ付き袋に入れてヘタを下にして保存します。解凍する際は、電子レンジで便利。解凍する際に簡単に皮が剥けるので、湯むきなどの手間もなく、手軽にできます。
冷凍したトマトを解凍して刻むという工程が大変という方は、冷凍する前にざく切りにするのがおすすめ。冷凍したままのトマトをそのまま鍋に入れることができるので、使う時に便利です。冷凍保存は1ヶ月を目安に使い切るようにしましょう。
<参考>
『野菜の便利帳 おいしい編』板木利隆監修(高橋書店)
AUTHOR
和田 梓
管理栄養士。これまでヘルスケアIT企業にて、ダイエット・糖尿病・IBD・CKDなど、幅広い悩みに向けたレシピ開発を100件以上行う。その他、記事執筆、WEBページの企画・編集、保健指導などに従事。ハーブやスパイスを使った創作家庭料理が得意。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く