Sayaの星占い(さそり座)/6月の運勢【さまざまなものを吸収して吐き出す。】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
さそり座/6月の運勢
さまざまなものを吸収して吐き出す。人間関係でもギブアンドテイク
5月20日に太陽が、24日に愛と美の星・金星が、26日に拡大と保護の星・木星が「潜在意識」の部屋へ。好奇心が強く、さまざまなものを吸収しようとするもち前の性質が出てきそうです。同時に自由になりたい気持ちも強くなるでしょう。6月3日に思考や伝達の星・水星もこの部屋に入り、6日にはここで新月も起こると、新しいものを試しながら、自分のなかに取り込み、消化し、それをまた吐き出していく。そんなサイクルが始まりそうです。
6月9日には火星が「人間関係」の部屋に入ります。この頃からは、相手に対して、与えていくことが大切に。また相手からも、さまざまなものを与えてもらえる可能性があります。それはきっと、あなたが今まで相手のために尽くしてきたことの結果なのです。
17日には金星、水星が「ステップアップ」の部屋に入ると、懐かしい場所へと行きたくなりそう。21日の夏至には太陽もここに入るので、自分が求めているものがはっきりするはず。ただ22日の満月は、「環境や伝達」の部屋で起こります。この頃は、周囲の人たちの価値観をとても古くさく感じることもありそうです。30日からは現実化とルールの星・土星が「逆行」します。思いがなかなか通じない、そんなもどかしさもありそうなとき。
月がさそり座にあるのは6月17日から20日にかけて
大切な人や場所に会いたくなるとき。郷里の友人と会う、お墓参りをするなどもおすすめ。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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