俳優ミシェル・ファイファーが満を持して贈るクリーンフレグランスブランド「HENRY ROSE」
毎回日本未発売の海外のビューティブランドを一つピックアップして掘り下げる“噂の海外コスメ”。今回は、俳優ミシェル・ファイファーのこだわりが光るクリーンでエコフレンドリーなフレグランスブランド“HENRY ROSE”に注目。
「多くの人は“クリーン”という言葉を聞くと、それは安全と同義語だと思いますが、厳密にはクリーンと安全は同じ意味ではありません。特に、成分のトレーサビリティに関する規制が緩いフレグランスの場合は要注意です。私が「HENRY ROSE」を立ち上げた理由も、より安全で透明なフレグランスを作ろう思ったから。それに現段階では、フレグランスの成分や表示に関する政府の規制がないことを考えると、EWG は事実上の第三者監視機関的な存在です。だからこそ今回の製品開発では、EWGの基準を満たすことにこだわったのです」
2022年5月、「フォーブス」誌にフレグランスブランド「HENRY ROSE」の設立に至った背景をこう語った俳優のミシェル・ファイファー。2019 年に同ブランドを設立した彼女は、高級フレグランスのプロデュースに際し、特に重視したのが安全性を保証する「EWG認証」(Environmental Working Groupマーク)の取得だ。現在市場には数多のフレグランスが存在するが、今のところ成分を開示する義務がないことから、彼女はいち早くその必要性に着目。そんな彼女のブランドは、高い安全性と高品質の香りを追求した最もクリーンなフレグランスの 1 つとして認知されている。
目下アメリカを中心に世界中で人気を博しているジェンダーレスな香り11種類を展開する「HENRY ROSE」。早速人気のアイテムをピックアップしてみよう。
全ての香りを楽しむことができる少量のフルコレクション ディスカバリーセット。全て揃えてみたい、自分だけの香りを見つけたいけど、最初からフルサイズで購入するのは心配…等々の心理に配慮した製品ラインナップが嬉しい。
シトラス/ベルガモットのフレッシュな香りで、ブランドでも一番人気の香り「ウィンドウズダウン」。調香師のセリーヌ・バレルの匠の技が光る、モダンでみずみずしい万人ウケする香りは、ぜひ持っておきたいもの。
2番目に人気の香り「ジェイクズハウス」のボディクリームバージョン。それぞれの香りでボディケアラインも展開しているのも嬉しい。お気に入りの香りで全身を包み込んで、ラグジュアリーな気分を堪能して。
AUTHOR
横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く