Sayaの星占い(おひつじ座)/2月の運勢【19日頃までは自由を希求。月末は自信のなさも】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
おひつじ座/2月の運勢
19日頃までは自由を希求。月末は自信のなさも
おひつじ座さんにとっての「仲間や未来」の部屋には1月20日に太陽が、21日に変容の星・冥王星が入っています。2月5日に思考や伝達の星・水星が、13日に行動や戦いの星・火星が、17日に愛と美の星・金星もこの部屋へ。この間、10日にはこの部屋で新月も。占星術で使われるおもな天体が10あるうち、太陽、冥王星、水星がひとつの部屋に揃い、そこに月もやってきて新月が起こったうえで、金星、火星も入ります。「自由」を求める意識のシフトが加速しそう。
冥王星はそれ以前、おひつじ座さんにとっての「キャリアやライフワーク」の部屋にあったので、以前はひとつの場所で高い地位を得られるよう努力していたとしても、自分ひとりで偉くなっても仕方ない。仲間とともに交流していこうという気持ちが強くなりそう。自由を求め、しがらみを嫌い、創造性を発揮したくなるのです。過去のこだわり、古い感情などもこの頃は心から消えていくはず。頭のなかは理想でいっぱいになっていきそうです。
そんななか、19日には太陽が、23日には水星がひとつ前の部屋へ。ここには現実化とルールの星・土星、境界を溶かす星・海王星も滞在しているので、シリアスに考えたり、自信がなくなったりすることも。忘れたはずの感情も、この頃は出てくるかもしれません。なんとなくでも方向性が見えてくるのは24日の満月。やるべきことがハッキリしてきそうです。
月がおひつじ座にあるのは12日から15日にかけて
やりたいことが一致する仲間とともに活動していきたい。そんな気持ちが芽生えるとき。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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