Sayaのマンスリー星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通／12月の運勢

12星座共通の、今月の星まわり

12月1日に思考や伝達の星・水星がやぎ座に いったん諦めたものが欲しくなる

12月1日に思考や伝達の星・水星がやぎ座に入ります。やぎ座には変容の星・冥王星が滞在していますが、そろそろ最終度数に差しかかるため、「欲しい」という気持ちがとても強くなっているかもしれません。そこに水星が入るので、いったん諦めたはずのことでも、気持ちがぶり返すこともありそうです。

12月5日に金星がさそり座へ 一途な気持ちが強くなりそう

12月5日に愛と美の星・金星がさそり座へ。ひとつ前のてんびん座の「優雅さ」や「調和」よりも一歩踏み込んでいくため、一途な気持ちが強くなるときです。同時に、欲望も強くなるかもしれません。やぎ座の水星の「欲しい」気持ちはどちらかと言うと、「所有」の感覚ですが、こちらは「欲望」。その人のことを自分のものにしたいとか、一緒にいたいとか、そういった気持ちも一時的に強まるかも。また、自分だけの特別な世界に没入しているときに幸せを感じる傾向もありそう。

12月6日には境界を溶かす星・海王星がうお座で「順行」

7月1日から約5ヶ月あまり、「逆行」していた境界を溶かす星・海王星がうお座で「順行」に転じます。海王星がもたらしていたモヤモヤがある程度、落ち着いてきそうです。

12月13日のいて座で新月に やぎ座の水星が「逆行」

12月13日にいて座で新月がありますが、この日にやぎ座の水星が「逆行」を開始します。23日にいて座に戻るので、成功や達成への欲望が高まったあと、逆戻りしていくイメージです。初めは成功や達成を焦っていたとしても、「達成はできないかもしれないけれど、始めてみよう」というように、この年末年始で、考え方に変化が生まれるかもしれません。この新月も、そうした前向きさへの一歩を刻めそうです。

22日には太陽がやぎ座に 30日には金星がいて座に

成功、達成への気持ちが高まる一方で、そんなのは無理などと思ったりするなかで、いよいよ決めないといけないこともあるかもしれません。中途半端ではいられないときなのですが、決断を迫られることがストレスになる場合も。金星がさそり座を抜け、いて座に入ると、今度は結果や答えを急がせるところも出てくるかもしれません。あれだけ揉めていたのに決まったら早いというような、スピーディさが感じられるときです。

27日にかに座の満月31日に拡大と保護の星・木星が「順行」

27日にはかに座の満月があるので、「家庭」や「居場所」が欲しいという気持ちが高まるかもしれません。社会的な達成ばかりを目指していた人も、居心地のよい、自分だけの場所が欲しくなるときなのです。31日にはおうし座で、拡大と保護の星・木星が「順行」します。おうし座ではまだ自立や変革の星・天王星は「逆行」していますが、この木星の「順行」によって、「豊かさ」への追い風が吹きそうです。ただ、それはお金とは限らず、自分にとって何が豊かなのかを見極めていくことが大切かもしれません。

占い・文／Saya

アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』（1540円/集英社）が好評発売中。

イラスト／maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。