Sayaのマンスリー星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/11月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
12星座共通の、今月の星まわり
11月4日に土星が「順行」。不安を押し込めないことが大切
現実化とルールの星・土星が見かけ上、「逆行」するのは毎年のことなのですが、今年は、6月18日から始まっており、11月4日に「順行」に変わります。土星が「逆行」する期間は、物ごとの進みが遅くなるように感じたり、プロジェクトが停滞したりということはよくあります。でも、「順行」すると、物ごとが動き出すように感じそうです。
11月4日に現実化とルールの星・土星が「順行」するのはうお座でのことで、ここには境界を溶かす星・海王星もあります。海王星でぼんやりと夢見がちでいたことも、土星の滞在とその「順行」によって、現実のものにしようという心の動きが大きくなりそうです。それは不安感にも言えますが、不安を見ないようにすると逆効果でもあるでしょう。押し込めれば押し込めるほど、不安は大きくなっていくからです。自分の不安をきちんと見ること。人を偏見でジャッジしないこと。自分の心を守るために、物ごとを斜めに見たりしないこと。まっすぐな視線がとても大切になりそうです。
金星がてんびん座に到来。「優しさ・調和・優雅さ」が広がる
11月8日に愛と美の星・金星がてんびん座へ。金星はてんびん座の守護星でもあり、「優しさ・調和・優雅さ」が世界に広がりそうな時期に入ります。ワードローブを整えたり、メイクを変えてみたりしてもいいですし、パーティをひらいたり、食事会をしたりにもいいとき。この流れは12月5日まで続きます。久しぶりの友達に連絡してみてもいいでしょう。
水星、太陽、火星が続々といて座に。視野にも広がりが生まれ、ポジティヴに
11月10日に思考や伝達の星・水星が、22日に太陽が、24日に行動や戦いの星・火星がいて座に入ります。水星、太陽、火星がひとつ前のさそり座にあったときは、自分の世界に没入していたとしても、いて座に入ると、ぐんとスピードアップ。視野にも広がりが生まれ、ポジティヴな考え方ができるように。ワクワクできることに挑戦していくことが大切です。
さそり座で新月。ふたご座で満月。あと一歩、深めたくなるタイミング
11月13日にさそり座で新月、27日にはふたご座で満月が起こります。13日の新月は火星とともに起こり、相手と一体化したい気持ちが高まるとき。また理想とする相手ほど、真実を追求し、責めたくなることもありそう。ふたご座の満月は、初歩的な学びともリンクしているので、追求の対象が人ではなく、知識や学びということも。ある程度わかったところで、さらに深めたくなることもあるでしょう。通りいっぺんのことでは飽きたらなくなるときでもあります。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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