具体的に描くべきものは「条件」ではない|幸せになるために、あなたがまず向き合うべきこと

 具体的に描くべきものは「条件」ではない|幸せになるために、あなたがまず向き合うべきこと
Getty Images
伊藤香奈
伊藤香奈
2018-08-03
広告

条件の裏側に隠れている「満たされたい感情」に目を向けて

結婚相手に「お金持ちであること」を挙げたとしましょう。その裏側にあるあなたの感情に目を向けて見ましょう。「自分は働かず、毎日家でゴロゴロしたい」という理由から仕事をしなくても暮らしていけるお金が欲しいのと、「ファッションや美容にとことん投資して、自分が美しくいることが幸せ」だからお金が欲しいのでは、違いますよね。男性がたとえお金を持っていても「何にでも自由にお金を使っていいよ」なんて心の広い男性はそう多くはないはず。お金持ちと結婚したのに、全然美容に使わせてくれないかもしれません。女性にも、自分と同じように働いていてほしいかもしれません。そうなった場合、あなたは満たされないでしょう。あなたが求めている「条件」の裏側にある「なぜ?」を深堀していくと、あなたが求めている本当の幸せの形がみえてくるかもしれません。

あなたにとっての「幸せな結婚生活」とは?

幸せな結婚を思い描くのであれば、条件ではなく、その後ろにある感情に目を向けて、理想の旦那さんとどういう感情を持って日々を過ごしたいかをイメージしてみることをオススメします。毎日冗談を言い合って、楽しいという感情が多い日々。お互いの事を信頼しあって、リラックスと安心がある毎日。泣いたり大笑いしたり、時々喧嘩もするけど感情に素直で、飽きることが絶対にないエキサイティングな時間の積み重ね…理想の相手を「自分の心のあり方」で選ぶと、たとえ彼の会社が急に倒産してお金がなくなっても、彼が太ったり髪の毛が薄くなっても(笑)あなたの感じる幸せは変わらないはず…ですよね。

自分の本心に近づくたび、幸せに近づける

色々な条件はすぐに思い浮かぶけれど、その時の感情をと言われると…すぐに自分の幸せな状態がイメージできない人は、多いはず。条件を考える前に、自分を見つめ直すところから始めましょう。「こういう幸せがほしいんだよね」と心の奥にある本当の欲求を見ていくうちに、小さい時の家庭環境からの反動で求めていることや、父親の理想を追っていることなど、心の奥にしまい込んでいた意外な自分に出会うことがあるかもしれません。それもまた、本当の心が満たされる幸せに一歩近づくために、必要なことかもしれませんね。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
  • 2
  • /
  • 2