Sayaの星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/2月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネス占星術のスタートです。
2月6日にしし座でフルムーン 義務や役割を忘れて、明るく遊ぶ
2月のはじめ、まだ思考や伝達の星・水星と変容の星・冥王星はやぎ座にあります。やぎ座の象徴する「義務や役割」、また冥王星の求める「成功や達成」について、頭の大半を占めているような人も、2月6日のしし座の満月は遊びたくなりそう。心身ともに自分のなかで滞ったものを手放していきましょう。必要なのは、ちょっとしたドラマや遊び心、明るさ、ポジティヴなビジョンなのかも。
2月11日に水星がみずがめ座へ 改善点を洗い出し、解決策を
2月11日に水星がみずがめ座に入ると、ここには足かけ3年にわたり、太陽、現実化とルールの星・土星も滞在しています。これまでに浮かび上がった、「改善しなくてはいけない点」をどう変えていくのか、具体的に考えてみて。業務フローの滞りを見つけ、改善点を洗い出し、解決していくのです。ひとりでやるのが難しい場合は、人と協力し合うのでもよさそう。流れが変わっていくときです。
2月19日に太陽がうお座へ 心溶け合う感覚を大切に
2月19日に太陽がうお座へ。ここには愛と美の星・金星、境界を溶かす星・海王星も滞在しているので、太陽と金星、海王星があいまって、心溶け合うような、お互いの心の垣根がなくなるような、そんな感覚を味わえるかもしれません。映画、音楽、文学、美術など芸術作品と触れ合うことも欠かせません。来月にはうお座に土星が入ることから、今、気配として受け取っているものを忘れずに。
2月20日はうお座の新月 潤いや愛を求めて不安にも
2月20日はうお座で新月です。金星、海王星も揃うなかで起こり、うお座の象徴する潤いや愛といったものを求める心が強まりますが、その一方で、それがとても足りていない気がして、不安に陥ることもあるかも。この日にはまた金星も新月の直後にうお座を去ってしまうので、期待していたものとは違う、がっかり感みたいなものもあるかも。欲しいけれど、距離がある感覚もありそうです。
2月20日に金星はおひつじ座へ 不安感のあとで自己肯定感が
この2月20日という日は忙しく、うお座で新月が起こり、不安にはなるものの、そのあとで金星がすぐおひつじ座に入るので、不安が去るとポジティヴに今の状態を肯定することができそうです。なにせおひつじ座には金星と木星が滞在しているので、晴れやかな感じがします。自分に正直に、思いの丈をあらわにして進んでいくのだという強い気持ちが私たちを新しい道へと押し出してくれそう。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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