Sayaの星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/12月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネス占星術のスタートです。
境界を溶かす星・海王星が「順行」 幻影が過ぎ去り、前を向ける
12月4日に境界を溶かす星・海王星がうお座で「順行」します。6月28日から「逆行」している間、私たちの心は不安に陥りがちでしたし、過去に戻るような、どこか後ろ向きな感覚もあったと思います。そうした幻影が過ぎ去り、また前を向けるように。ふっと現実に立ち戻り、我を忘れるような感覚があるかも。
思考や伝達の星・水星と愛や美の星・金星がやぎ座に到来
12月7日に思考や伝達の星・水星が、10日に愛や美の星・金星がいて座を去り、やぎ座へ入ります。いて座の、開放的で、ワクワクに満ちた始まりの感覚とは違う、落ち着いたエネルギーにだんだんとシフトしていきます。ただ、8日には満月があるので、10日頃までは満月の盛り上がりの余韻があるかもしれません。
8日はふたご座での満月 行動や戦いの星・火星の影響大
ふたご座では行動や戦いの星・火星が「逆行」中ですが、12月8日にはそのふたご座で満月が起こります。火星とも近い位置で起こるので、ふたご座の象徴するコミュニケーションにおいて、トラブルが勃発することもありそうなとき。すでにいろいろ起こってはいますが、舌禍から職を追われるような人もいるかもしれません。余計なことは言わないことを心がけたいタイミングです。
冬至を前にした12月20日、拡大と保護の星・木星がおひつじ座へ
拡大と保護の星・木星がうお座を去り、おひつじ座に入るのが12月20日です。木星は、5月11日から10月28日までもおひつじ座にありましたから、この春夏のムードをちょっと思い出してみて。ひとりになりたくなったり、負けず嫌いから、好戦的になってしまったりという人も。木星がおひつじ座に滞在するのは2023年の5月17日まで。2023年前半のムードづくりにひと役買うことに。
23日にはやぎ座で新月が 29日には水星が「逆行」をスタート
12月22日の冬至に太陽がやぎ座へ。23日にはやぎ座で新月があります。やぎ座は本質を表す面がありますが、積み上げたいもの、積み上げるべきものは何なのか、改めて見えてくるでしょう。ただ29日には水星が「逆行」を始めます。変容の星・冥王星にかなり近づいたところから始まるので、自分の本心には目が向きづらいかも。迷い、悩みながらも徐々に核心に近づいていくようなとき。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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