Sayaの星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/11月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネス占星術のスタートです。
思考や伝達の星・水星もさそり座へ 何ごとも深く考え、内省する傾向
派手な星の動きが続いた10月のラストの一週間のおさらいをしておきましょう。10月23日に愛と美の星・金星、太陽がさそり座に入り、25日にさそり座で新月&日食がありました。23日にはまた現実化とルールの星・土星も「順行」したので、停滞していたものは動き出し、より深まっていくのが11月です。さらに、28日には拡大と保護の星・木星がうお座へ入り、30日には思考や伝達の星・水星もさそり座に。さそり座も、うお座も水のエレメントの星座。「感情」の動きを優先するところが世の中全体に出てきますし、深く考える、内省する傾向も。
行動や戦いの星・火星が「逆行」中 過去の言動が結果となり、戻ってくる
10月30日にはふたご座で行動や戦いの星・火星が「逆行」を始めました。ふたご座はコミュニケーションを象徴しますが、そこに火星が入り、知識を得て、伝えようとしていたと思います。それが逆向きに働くようになるので、発した言葉がブーメランとなって、目の前に戻ってくることも。よい言動なら、よいものが戻ってくるはずですが、ネガティヴな言動だとネガティヴな結果を引き起こすことも、当然ながら起こるでしょう。
11月8日はおうし座で満月 月食でもあり、豊かさを求める機運
感情がうごめき、言葉による行き違いやトラブルもありそうな11月ですが、11月8日のおうし座での満月&月食では、おうし座が象徴する「豊かさ」を求める機運が高まりそう。何をするにも、コストを言われたり、結果が伴うかどうか迫られたりも。そのためにどうしたらいいのかが問われますが、力で押し切っていくのか、そこまで踏み込まず、良識を守っていくのか、意見が分かれるかも。
16日に愛と美の星・金星が、17日に思考や伝達の星・水星がいて座へ
何か思い詰めたような、さそり座の時期特有の雰囲気は、16日に金星が、17日に水星がいて座に入ると、だいぶ開放され、明るいものになっていきそう。ポジティヴに考え、人を応援するような空気に満ちています。22日に太陽もいて座に入り、どんどん光が強くなっていくイメージです。
24日がいて座の新月 拡大と保護の星・木星が「順行」
22日に太陽がいて座に入り、24日にいて座で新月が。同じ日にいて座の守護星の拡大と保護の星・木星が「順行」することもあり、さらにポジティヴな明るさが。息が詰まるような感覚は抜けていくでしょう。また、木星はうお座に滞在していますが、うお座には境界を溶かす星・海王星もあり、この日までは比較的、近いところまで接近していきます。何かきらきらした輝きを感じる時期です。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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