Sayaの星占い【2022年前半の運勢まとめ】いて座が持つ世界観と性質、半年間の運勢は？

いて座の世界観

深い森の中にある静かな谷のような、ひとつ前のさそり座の世界には飽き足らず、新しい世界へと冒険に出かける。それがいて座の世界です。航空機がない時代なら、船旅や馬車の旅かもしれません。知的好奇心のおもむくまま、世界中を見てまわりたいのです。いて座生まれのあなたも、旅が大好きで、ひとつところにとどまるのは好きではないはず。その裏にあるのは成長したいという強い願望。その気持ちは物質面だけでなく、精神面にもおよび、寺社仏閣を見てまわったり、スピリチュアルな儀式をしたり。さまざまな探求を重ねていくはずです。

2022年前半のいて座のあなた

愛と美の星・金星が「経済や豊かさ」の領域で1/29に「順行」したのに続き、2/4には思考や伝達の星・水星も「順行」します。ここには変容の星・冥王星と水星が近い位置にありますし、行動や戦いの星・火星も、金星とともにあります。そのため、経済的な悩みがあり、成果を上げようと徹底的に考えたり、行動したりする傾向は、2月も変わらないと思います。それでも、水星や金星が「順行」したことで、自分の中の思い込みや下手な情報に惑わされることはなくなるはず。やるべきことが見えてきて、気持ちがスッキリするのです。

2/17の満月頃は「ステップアップ」の分野に関し、気づきがあるかも。あなたが今やらなくてはならないことが明らかになるでしょう。2/19頃からは自分を温かく迎えてくれる居場所のありがたみを感じるかも。それは少しスピリチュアルな場かもしれません。意地悪な人がいない、優しさや思いやりにあふれた人たちとの縁ができていきそうに見えるのです。

3/6からは金星と火星が揃って「環境や伝達」の領域へ。ここには土星もあるので、2月から考えていたことを実行するとよさそうです。たとえば、SNSでの宣伝などこれまで遠慮していたものがあったら、改めて真摯に取り組んでみては。そのうえで、3/21に太陽が、3/27に水星が「恋愛や創造、子ども」の領域に入ってからはやりたいことに正直になれそうです。ここで思いついたアイデアは、実行に値するよいものが多いはずです。単なるひらめきのようなレベルでも、専門家に聞いてブラッシュアップするなど検討してみては。

5/3に金星が、5/11に拡大と保護の星・木星が、5/25に火星が「恋愛や創造、子ども」の領域へ入ってからは、温めたアイデアを実行してもいいですし、また恋愛など愛情面でも発展がありそうです。ただ、この間、5/10から6/3は水星の「逆行」があり、人間関係は揉めがちに。コミュニケーションには配慮したいタイミング。でも、6/14のいて座の満月では心が決まる感覚がありそうです。過去の扉を閉じて、前に進みたいと願うかもしれません。

一方、6/5からは土星が「逆行」を開始します。今の環境での自分のあり方に疑問が芽生えることもありそうです。6/28に境界を溶かす星・海王星が「逆行」を始めることから、不安感は増しそうです。こんな星まわりの中で大切になるのはきっと自分の軸。そもそもどうして今の仕事をしているのか、今のパートナーと付き合っているのか、自分がどうしたいのかに思いを馳せていきたいですね。経済的な問題については7/14の満月頃、今年前半の結果を見せてくれるでしょう。3次元のいろいろに取り組みながらも、魂の自分を忘れずに、丁寧に歩んでいきたい半年です。

マインドフルネス占星術とは？

アストロロジー・ライターSayaさん×イラストレーターmaegamimamiさんによる月間12星座占い「マインドフルネス占星術」。星のようすを知ることで過去や未来の不安や心配に心捉われず、今起きていることを冷静に見つめられる「マインドフルネスな占い」。ヨガジャーナルオンライン公式サイト、公式LINEで毎月1日に好評配信中。

占い・文／Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』（1540円/集英社）が好評発売中。

イラスト／maegamimami