Sayaの星占い【2022年前半の運勢まとめ】おうし座が持つ世界観と性質、半年間の運勢は？

おうし座の世界観

おうし座の世界には土があり、木々が茂り、草花が咲いています。ひとつ前のおひつじ座のサバンナから、オアシスに入ったような感覚があるでしょう。太陽もさほど照りつけていないので、楽園のよう。草むらに座り、みずみずしいフルーツやベリーを口にふくむと、爽やかな芳香が広がります。この快適な世界にいつまでもいたいと感じるはずです。おうし座生まれの人は、生まれつき、そんな穏やかな空気感をまとっているので、誰からも好かれるはずです。お花が咲いたように可愛らしい少女や少年をイメージすると、おうし座にぴったりです。

2022年後半のおうし座のあなた

12/19から「逆行」していた守護星の愛と美の星・金星が「ステップアップ」の領域で「順行」したのが1/29。もっとポジションを上げたいという焦りが収まり、再びがんばる気持ちになれるのが2月です。

ただ、2/4の立春には思考や伝達の星・水星がこの領域で「順行」するものの、変容の星・冥王星とは近い位置にあるので、正しいといったん思い込むと曲げない、がんばりすぎるなど、頑固になりやすい点も。行動や戦いの星・火星も、守護星の愛と美の星・金星とともにこの領域にあるので、成果を出そうとがんばりすぎてしまうのかも。ただそれが自分を追い詰めてしまうことも。他者に認められなくても、自分には価値があることを忘れないで。

3/6からは金星と火星が揃って「キャリアやライフワーク」の領域へ。ここには現実化とルールの星・土星もあるので、課題やハードルを突破する勢いも感じられます。改善しなくてはいけない点はあまり感情を挟まずに変えていきましょう。合理性がとても大切です。

4/11に水星が、4/20に太陽がおうし座に入ると、ここからはマイペースであっても自分なりにがんばっていこうと再び前向きに。2月のように焦りがまだあって動くというより、もう少し落ち着いた心境だと思います。ただ、5/3に金星が、5/11に拡大と保護の星・木星が、5/25に火星がひとつ前の領域に入ることもあり、GW頃からはせき立てられるような焦りが芽生えてくる可能性も。でも、5/28に金星がおうし座に入ると、6/23まで華やかな運気が待っています。ここでは再び、「自分は自分でいい」と自己肯定感がアップしそう。

一方で、5/10から6/3は水星の「逆行」が。お金や豊かさに関する混乱はあるかもしれません。6/5に土星が「逆行」を始めると、仕事ではプロジェクトの停滞がありそうです。

全体に、春まではもっと上に行きたい、認められたいという焦りが感じられますが、夏が近づくと「自分らしさ」を信じられるように。仕事量の多さに負けないようにするには楽しみの分量も増やすこと。7/5には火星がおうし座に入りますから、身長派のあなたも重い腰を上げて、やるべきことを断固とした態度で行動に移すように思えます。この流れは8/20まで続くので、何かと忙しい夏になりそうですね。

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占い・文／Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』（1540円/集英社）が好評発売中。

イラスト／maegamimami