Sayaの星占い【2022年前半の運勢まとめ】かに座が持つ世界観と性質、半年間の運勢は？

かに座の世界観

情報や物が交換され、交流が生まれたところに集落ができる。それがかに座の世界です。人々は定住し、ため池や井戸を作るでしょう。小屋もできて、そこにはテーブルも、煮炊きをするかまどもあるはずです。子どもが生まれ、家族ができるでしょう。暮らしが安定すると、守りの姿勢に入るようになるので、見えない未来を心配することも。かに座生まれのあなたはそんな群れを守ろうとして、家を掃除し、テーブルを整え、料理を作るでしょう。家族の世話をしたり、DIYをしたり、家で過ごす時間が楽しくて仕方ないようにも見えます。

2022年前半のかに座のあなた

昨年12/19から「逆行」していた愛と美の星・金星が「人間関係」の領域で「順行」したのが1/29のこと。2/4には思考や伝達の星・水星も「順行」するので、人間関係でモヤモヤすることが減り、気持ちがスッキリして迎えるのが立春からの流れです。

変容の星・冥王星と水星はまだ近い位置にあり、あなた自身が相手に対して、理想的な振る舞いを求めたり、逆に相手からそれを求められたり、という人間関係の緊張感がないわけではありません。本意でないことをやらされることも、あなたにとって「先生」になる人が高圧的な態度で迫ってくることもあるかも。でも、行動や戦いの星・火星も、金星とともにこの領域にあるので、きちんと努力する真面目な人も存在し、その人へのリスペクトの気持ちは持てるでしょう。ただ相手に対し、期待しすぎないことも大切になるときです。

3/6からは金星と火星が揃って「潜在意識」の領域へ。ここには土星もあるので、引きこもり、壁を作るようなところはなくなるはず。わずかでも、信頼できるよい人たちとつながることができるので、わずらわしい関係を無理して続ける必要はなくなりそう。3/10以降は、未来への期待が大きくふくらむはず。ただ期待も不安も両方あるタイミングなので、想像を勝手にふくらませないほうがいいかもしれません。夢見つつ、足元はしっかりと固めて。

華やかな雰囲気を帯びてくるのは5/3に金星が、5/11に拡大と保護の星・木星が、5/25に火星が「キャリアやライフワーク」の領域へ入ってから。チャンスもやってきやすいですし、注目も浴びやすい運気です。好きなこと、やりたいことにどんどんトライしてみて。ただ5/10から6/3は水星の「逆行」があります。SNSなどでの発信には注意したいもの。6/5に土星が「逆行」を始めると、また引きこもりたくなってしまうかもしれません。

でも、6/21に太陽がかに座へ入ると、あなたのパワーはまた強くなってきそうです。6/28に海王星が「逆行」を始めることから不安感は出てきそうですが、6/29にはかに座で新月もあります。この頃はせっせと肥料をやっていた植物が大きく成長するような、可能性に満ちた時期です。やりたいことは諦めずに続けることが大切なのだと実感できるでしょう。さらに7/5には水星が、7/18には金星がかに座に入ります。ありのままの自分で人気が出ますが、少し心配性になる面も。無理せず、リラックスしながら過ごしたい時期です。

マインドフルネス占星術とは？

アストロロジー・ライターSayaさん×イラストレーターmaegamimamiさんによる月間12星座占い「マインドフルネス占星術」。星のようすを知ることで過去や未来の不安や心配に心捉われず、今起きていることを冷静に見つめられる「マインドフルネスな占い」。ヨガジャーナルオンライン公式サイト、公式LINEで毎月1日に好評配信中。

占い・文／Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』（1540円/集英社）が好評発売中。

イラスト／maegamimami