スキンケアを豊かなマインドフルネスの時間に。世界を魅了する「TATCHA」9月28日上陸
これまで海外通販でしか購入できなかった憧れのブランド「Tatcha(タッチャ)」が、9月遂にオンラインショップを皮切りに日本上陸を果たす。そこで今回は早速注目のアイテムなど、ブランドの魅力に今一度迫ってみよう。
「日本という国は、疲れ切った私の肌と心をすっかり癒してくれました。同時に私の人生観をも変えてしまったのです」。
ブランド創設にあたり、こう語ったのは2009年にサンフランシスコでスタートした「Tatcha(タッチャ)」のファウンダーのヴィッキー・ツァイ。先の言葉が示すように、「タッチャ」は彼女がかつて訪れた京都の旅にインスパイアされて誕生した日本とゆかりの深いブランドでもある。
素材の良さを最大限に活かした京都ならではの繊細なクラフツマンシップや色彩、そして一切の無駄を省いたシンプルさは、そのまま全てのアイテムに息づいている。ブランドの先進テクノロジーは、古来より芸者の美容に使われている米・緑茶・藻類の日本由来の3つのスーパーフードをベースにした“HADASEI-3”。このオリジナル成分がもたらす確かな実力、和を尊ぶ哲学、そしてオールジェンダー向けのミニマルなルックスでセレブをはじめ世界中を魅了し続けている。
一方で社会貢献にも取り組む「タッチャ」は、2000年にジョン・ウッドにより創設された世界的NPO団体「Room to Read」にその売り上げを寄付し、アジアやアフリカにおける女子教育の推進にも尽力している。近年増えている社会貢献するビューティブランドの先駆者的存在としての顔も「タッチャ」の根強い人気の秘密だ。そんな「タッチャ」がいよいよ9月28日、待望の日本デビューを果たすことが決定。早速アイテムをチェックしてみよう!
みずみずしい素肌へと導くノンウォーターローション
ブランド名の「Tatcha」は、生け花の“立花”にインスピレーションを受けてヴィッキーが命名したもの。このエッセンスのボトルにも、日本の“鹿威し”からヒントを得た仕掛けが施されている。ローションなのに、じっくり発酵させた高濃度のエッセンスは、水を加えずにボトリングされており、軽いテクスチャーで肌にスッとなじみ、滑らかでツヤやかな肌へと導いてくれる。
米ぬかエキス&米粉のダブルで肌を洗い清めるパウダークレンジング
古来より日本の知恵として息づいていた“米ぬか肌洗浄”に着想して生まれたのがこのライス ポリッシュだ。一部に食用の米粉を採用した弱酸性のパウダーが、たっぷりの潤いで肌を満たすと同時に、不要な汚れをしっかりオフ。洗い上がりの肌には、一段トーンアップした輝きが生まれる。敏感肌からよりディープなクレンジングが必要な肌まで、コンディションに合わせて4つのタイプから選べるのも嬉しい。
1日の汚れを洗い清めるクレンジングタイムこそお作法を。
まるで茶道のお点前を彷彿とさせるユニークなクレンジングブラシは、熟練された職人の手作業の繊細さと、毛先を守る柄本に24金をあしらった本格派だ。ボウルにライス ポリッシュを溶いて肌にのせて、心地良いブラシの肌さわりが演出するクレンジングタイムで、心身ともに浄化を。メンズのグルーミングにもぴったりだ。
AUTHOR
横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く