パンクヨガの創始者が語る「最高にクリエイティブな生き方」とは

 パンクヨガの創始者が語る「最高にクリエイティブな生き方」とは
SHINTARO MORIGUCHI

アメリカで人気急上昇中のヨガティーチャー、サディー・ナールディーニは、パートナーのタイラー・マッコイとともにヨガを教えている。その名も「パンクヨガ」! 彼女がヨガを通して学んだ「クリエイティブな人生」とは。

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「ヨガティーチャーらしさ」より「自分らしさ」を大事に

待ち合わせ場所に現れたサディー・ナールディーニは、ひと際存在感を放っていた。パンキッシュなヘアスタイルに革のジャケット。まるでロックミュージシャンのようなファッションは、彼女のトレードマークでもある。「私はロックが大好きだし、髪をピンクやブルーに染めたりすることもある。ヨガティーチャーとしてふさわしくないと思われることもあるけれど、自分の心に正直でいたいから、このスタイルを変えるつもりはないわ」
サディーがヨガに出会ったのは10代の頃。中枢神経系の病気で体がほとんど動かなくなり、医者にも見放されたが、母親にヨガの本を勧められ、自分の体が動く範囲でヨガを続けた。「10年をかけて普通の生活を取り戻したの。ヨガは私の人生を救ってくれた。そして、身体的にも精神的にも、変われることを教えてくれたわ」

世界中を旅しながらヨガを教える

ヨガからコアとつながることの大切さを感じたという。「コアとつながることは、自分の本質を知ること。そして、それに正直に従えば、自分や他人とよい関係が築けるようになり、最高の人生を歩むための助けになるはずよ」。 

パンクヨガ
2012年6月に開催された「アンダーザライト ヨガスクール」でのサディーの特別クラスの様子。クラスは超満員!

現在、パートナーのタイラーとともに、ふたりの理想でもある、世界中を旅しながらヨガを教えるという生活をしている。「ヨガに頼るだけでは夢は叶えられない。変化は自分の真理から起こるものだから。これって、ロックでクリエイティブだと思わない?(笑)」

パンクヨガ
日本滞在中に訪れた、「日光東照宮」にて。撮影したのは、フォトグラファーでもあるパートナーのタイラー。

※このインタビューは2012年に収録されたものです。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Photos by Shintaro Moriguchi
Text by Rino Oguchi
yoga Journal日本版Vol.30掲載



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