「太りやすい」「生理時のむくみ」「冷え」ヨガが解決のきっかけに?女性の悩みにおすすめのヨガポーズ
生理時のマイナートラブルを緩和
多くの女性が生理時に経験するマイナートラブル。腰痛や腹痛、むくみといった体に現れる症状や、イライラするといった心の症状の緩和にもヨガは役立ちます。
生理時の心と体におススメポーズ
座位の前屈(パスチモッターナーサナ)は腰まわりをやさしくストレッチして骨盤周辺の血流を促し生理時の腰痛を緩和します。上半身を前に倒すのが難しい時はボルスターやクッションに頼ってもOK(写真上)。脚を壁にあげるポーズ(ヴィパリタカラニ)は生理中におこりやすい足のむくみを解消するだけでなく心を落ち着ける効果も期待できます(写真下)。
頑張りすぎにブレーキを
女性は男性と比べるとマルチタスクの傾向があると言われることもあります。仕事、家事、家族のお世話などいくつもの役割をこなしている人は、常に忙しいことが当たり前のようになって、休むことや自分をいたわることが後回しになってしまうこともあるでしょう。ヨガは外にばかり向いていた意識を自分の内側(心と体)に向ける良い機会。自分の状態に気づくことはセルフケアの第一歩になります。
自分と向き合うためのおススメポーズ
あぐら(スカーサナ)で姿勢を整えて目を閉じ、ゆっくりと呼吸を続けます。そのまま瞑想をするのも良いでしょう。木のポーズ(写真右)ではバランスを保ちながら呼吸を続けることで気持ちを落ち着けて集中力を高めることができます。バランスを保つのが難しければつま先を床につけても構いません。
ヨガは性別や年齢に関わらず誰でもできるものですが、こうした悩みへの解決策になることは女性にとってヨガをする大きなメリットのひとつになるのではないでしょうか?不調を少しでも取り除いて、本来の自分に戻るツールとしてぜひヨガを役立ててみてください。
医師監修/佐藤瑠美先生
内科医として朝倉医師会病院に勤務。医学博士、内科認定医、総合内科専門医、感染症専門医、感染症指導医、呼吸器専門医、呼吸器指導医、アレルギー専門医、化学療法認定医、化学療法指導医、抗酸菌症認定医、抗酸菌症指導医、インフェクションコントロールドクター、肺がんCT検診認定医
ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラスをしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人にヨガを身近に感じてもらえることを目指して活動中。Instagram:@kayoko_yo
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