Sayaの星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/1月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わり始めます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネス占星術のスタートです。
12月30日にかに座で満月が起こってから迎える2021年。「安心・安全」を求める声がとても高まるのではないかと思います。そんななか、1月の星の移動は、1月7日から9日の間に集中しています。まず7日に行動や戦いの星・火星がおうし座へ。おひつじ座に半年以上滞在したうえでの移動になり、気が急いていた人ももう少し確実に進もうというように気持ちが変わりそうです。
ただ、8日には思考や伝達の星・水星がみずがめ座へ。みずがめ座には拡大と保護の星・木星や現実化とルールの星・土星が滞在しています。9日には愛と美の星・金星がやぎ座へ。やぎ座には変容の星・冥王星が滞在しています。つまり、みずがめ座の象徴する合理性とやぎ座の伝統的な価値観の両方がそれぞれ強くなるので、ある人はとてもポジティヴに変革を求め、ある人は過去を志向するというように家族や職場でも意見が分かれるかもしれません。
そのうえで、13日にやぎ座で新月が起こります。伝統的な価値観を懐かしむ声も増えてきそうなとき。14日に自立や変革の星・天王星も「順行」するので、変化を求める声は多少、落ち着いてきそうです。ただ、18日頃は、土星と天王星がハードな角度を取り、ふたつの価値観がぶつかり合うことになるかも。
20日以降は、太陽がみずがめ座へ。変革を求める声が再び増していきますが、29日のしし座の満月頃は、〝自分らしくある〟ことがとても大切に感じられそうです。新しい時代に気持ちが向かいすぎて、楽しむことを忘れてはいなかったでしょうか。もっとリラックスしたほうが運の流れもよくなるでしょう。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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